申ジエに惜敗、桑木志帆から問われた「何が足りなかったんですかね」 55歳女性コーチが返した“金言”
来季米挑戦の桑木に一つだけ「変わってほしくないこと」
交わした言葉の通り、桑木は勝った申ジエを笑顔で称え、ギャラリーからもリスペクトの拍手を受けていた。その光景を見ていた岩本コーチは言った。
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「ジエさんの試合への向き合い方、集中力、気迫を間近で感じられたことは、大きな財産です。来季から挑戦する米ツアー、全米女子オープンを含めた他のメジャーでも勝ちたい思いがある中、この経験が必ず生きてくると思います」
その上で、「変わってほしくないこと」を一つ挙げた。
「技術的に足りないことは、海外に行くと出てくると思います。でも、『全英に勝ったんだから』と思わないでほしいんです。そうしたタイトルがなくても、プロはみんな毎回優勝を目指しています。私も、そうした純粋な思いでプレーを続けられる環境を作ってあげたい。そう思っています」
桑木は来季から、海外メジャー優勝者に与えられる5年シードを生かして米ツアーを主戦場にする。かつて米国で生活していた岩本コーチは、桑木がペースをつかむまでは帯同予定。その前に、桑木は国内ツアー初の年間女王を目指す。さらに最終戦JLPGAツアー選手権リコーカップでは、史上3人目となる「同一年での海外メジャー&国内メジャー優勝者」の新偉業が懸かる。岩本コーチは技術面だけでなく、メンタル面でも桑木をサポートし、ともに歓喜の瞬間を迎えたいと思っている。
(柳田 通斉 / Michinari Yanagida)
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