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暖かいのに熱を逃がす? スノーピークが作った“呼吸するミドルアウター”「Breathable Insulated」に新型2種

スノーピーク「Breathable Insulated」に2026年秋冬、プルオーバーとパンツが新登場。保温性と通気性を備えるPOLARTEC Alpha Directを使い、上はトレーナー感覚、下は重ね履きにも対応。2型の特徴、価格、仕様を公式情報から紹介します。

10秒で分かるポイント

スノーピークの“呼吸するミドルアウター”「Breathable Insulated」に、2026年秋冬はプルオーバーとパンツが新加入。上半身だけでなく、下半身までレイヤリングできるラインナップになりました。

  • ・新作はPulloverとPantsの2型。既存シリーズのラインナップを拡充
  • ・裏地にPOLARTEC Alpha Directを使い、保温性だけでなく通気性も重視
  • ・Pulloverはトレーナー感覚、Pantsは重ね履きにも対応し、日常からアウトドアまで使いやすい設計

 スノーピークの秋冬ウェア「Breathable Insulated」シリーズに、2026年秋冬から新しい選択肢が加わりました。

 新登場したのは「Breathable Insulated Pullover」と「Breathable Insulated Pants」の2型です。

 これまで展開してきたジャケットやベストなどに加わり、トップスはより日常着に近い形へ、ボトムスは下半身のレイヤリングまで対応する形へラインナップを広げました。

 特徴的なのは、単純に「暖かい服」を増やしたわけではないことです。

 シリーズのコンセプトは「呼吸するミドルアウター」。

 寒さを防ぎながら、身体を動かしたときに生まれる熱や湿気にも対応することを考えています。

 では、新しい2型はこれまでの保温着と何が違うのでしょうか。

2026年の新顔は「トレーナー」と「パンツ」 シリーズの使い方を上下に拡大

 今回のニュースで注目したいのは、Breathable Insulatedシリーズそのものが新しくなったことではありません。

 ポイントは、これまでなかったPulloverとPantsがラインナップに加わったことです。

 Pulloverは、スノーピークが「トレーナー感覚で着用できる」と説明するトップス。

 一方のPantsは、一枚で履くだけでなく、寒い日にはさらに上から別のパンツを重ねることも想定しています。

 つまり今回の2型は、上半身では「もっと気軽に着る」、下半身では「重ね着する」という新しい使い方をシリーズに加えた存在です。

今回のニュースの主役
 従来モデルの紹介ではなく、新たに追加されたPulloverとPantsの2型。Breathable Insulatedの「保温+通気」という考え方を、より日常的なトップスと下半身のレイヤリングへ広げました。

「呼吸するミドルアウター」とは? 保温材なのに空気を通すAlpha Direct

 PulloverとPantsに共通して使われているのが、裏地のPOLARTEC Alpha Directです。

 保温着というと、外の冷気を遮り、身体から出た熱を逃がさないことを重視するイメージがあります。

 しかし、登山やアウトドアでは身体を動かし続けます。

 気温は低くても、登りや歩行で身体が温まれば、ウェア内部には熱や湿気がたまります。

 Alpha Directはメッシュ構造を採用し、スノーピークは保温性に加えて通気性とストレッチ性を備えることを特徴として挙げています。

 寒いときの暖かさと、動いたときの蒸れにくさ。

 この両方を狙うことが「呼吸する」というシリーズ名の考え方です。

POLARTEC Alpha Direct

 メッシュ構造を持つポーラテック社の素材。保温性だけでなく通気性とストレッチ性を備え、行動中に生まれる熱気や湿気による不快感を抑えることを狙っています。

Breathable Insulated

アウトドア服なのに「トレーナー感覚」 Pulloverは日常への距離を縮めた

 新登場した「Breathable Insulated Pullover」は、シリーズの機能を持ちながら、スノーピークが「トレーナー感覚で着用できる」と表現しているモデルです。

 表地には光沢を抑えたミニリップストップ素材、裏地にはPOLARTEC Alpha Directを使用。

 保温性、通気性、4WAYストレッチ性を持ち、表地にはC0撥水加工も施しています。

 見た目や着方を日常的なプルオーバーに近づけながら、中身にはアウトドア向けの機能を組み込んでいるわけです。

 胸には大容量のポケット、両脇にはハンドポケットを配置。

 裾にはアジャスターを備え、フィット感やシルエットを調整できます。

 さらに寒い日は、その上からアウターを重ねるミドルレイヤーとしても使えます。

Pulloverの面白さは「機能服っぽく見せすぎない」こと
 保温や通気、撥水といった機能を備えながら、着方はトレーナーに近い。山だけでなく、通勤や外出でも手に取りやすい形へ落とし込んでいます。

「パンツの上にパンツ」を想定 Pantsは下半身にもレイヤリング発想

 もう一つの新作「Breathable Insulated Pants」は、今回のラインナップ拡充で特に特徴的なモデルです。

 一枚で履けるだけでなく、寒い日にはその上からメインのパンツを重ねて着用することも想定されています。

 トップスでは当たり前のように行われるレイヤリングを、下半身にも取り入れた形です。

 裏地にはPulloverと同じPOLARTEC Alpha Directを使用。

 保温性と通気性、4WAYストレッチ性を備え、軽量でしなやかな穿き心地を特徴としています。

 ウエストはバックルとベルトでフィット感を調整可能です。

Pantsは「暖かいパンツ」で終わらない
 一枚で履く日もあれば、寒さが厳しければさらに上からパンツを重ねる。上半身と同じように、気温によって役割を変えられるボトムスです。

Breathable Insulated

座ったらポケットの中身が邪魔… 背面ポケットは位置まで工夫

 Breathable Insulated Pantsでは、収納の配置にも特徴があります。

 使用頻度の高い左右にはシームポケットを配置。

 さらに前から後ろにかけて、ファスナー付きのポケットを設けています。

 このポケットは、座ったときに中身をお尻で踏みにくい位置になるよう考えられています。

 アウトドアでは歩いている時間だけでなく、休憩で腰掛けたり、車で移動したりする場面もあります。

 収納量だけではなく、入れた物が着座時に邪魔になりにくいことまで設計に取り入れています。

ポケットは「数」だけではなく「場所」も重要
 物を入れられるだけではなく、座ったときに当たりにくい位置へ。行動中だけでなく、休憩や移動まで考えた配置です。

軽くしたら頼りなくならない? 表地は細かな格子のミニリップストップ

 PulloverとPantsの表地には、ポリエステルのミニリップストップ素材が使われています。

 通常より細かな格子状に織ることで、スノーピークは軽量さと強度の両立を図っています。

 さらに、生地の裏面にはあえてコーティングなどを施していません。

 これによって素材本来のしなやかさやストレッチ性を活かし、硬さを抑えた着用感にしています。

 一方、表側には非フッ素のC0撥水加工を採用。

 多少の雨などにも対応できるようにしています。

ミニリップストップ+C0撥水

 細かな格子構造で軽さと強度を考えた表地。裏面をコーティングせず、しなやかさやストレッチ性を活かしながら、表側には非フッ素の撥水加工を施しています。

上も下も「着るか、重ねるか」を選べる 2型に共通する使い方

 PulloverとPantsには、共通する考え方があります。

 それは、一枚で使うか、別のウェアと重ねるかを気温に応じて変えられることです。

 Pulloverは比較的穏やかな日は外側に着用し、寒くなればアウターの内側へ。

 Pantsも一枚で履き、さらに寒ければ上から別のパンツを重ねられます。

 朝は冷え込むけれど、日中は気温が上がる。

 歩いていると暑いけれど、休憩すると急に寒くなる。

 そんな秋冬の温度変化に対し、単純に厚いウェアを着続けるのではなく、組み合わせを変えることで対応する設計です。

PulloverとPants 新追加2型の違いを比較

モデル Breathable Insulated Pullover Breathable Insulated Pants
メーカー品番 100261CS12 100261PT16
価格(税込) 29,700円 30,800円
サイズ 1/S/M/L/XL 1/S/M/L/XL
カラー ブラック/アイボリー/ライトブルー ブラック/アイボリー/ライトブルー
表地 ポリエステル100% ポリエステル100%
裏地 ポリエステル100%
POLARTEC Alpha Direct
ポリエステル100%
POLARTEC Alpha Direct
主な特徴 トレーナー感覚で着用可能。胸・脇ポケット、裾アジャスターを装備 一枚着と重ね履きに対応。バックル式ウエストと複数ポケットを装備
共通機能 保温性/通気性/4WAYストレッチ/C0撥水

新作2型が広げたのは「暖かさ」ではなく、秋冬ウェアの使い方

 Breathable Insulatedシリーズが以前から持っていたのは、「保温しながら通気する」という考え方です。

 2026年秋冬に新しく加わったPulloverとPantsは、その機能自体を大きく変えた製品ではありません。

 変わったのは、その機能をどんな服で、どう使えるかです。

 Pulloverは、機能性のあるミドルアウターをトレーナー感覚で着られる形へ。

 Pantsは、下半身でも一枚着とレイヤリングを切り替えられる形へ。

 どちらもPOLARTEC Alpha Directの保温性と通気性を活かしつつ、寒暖差に合わせて役割を変えられます。

 「寒いから厚着する」だけではなく、「今の気温ならどこに着るか」を変える。

 今回加わった2型は、Breathable Insulatedの使い方を上下へ広げた新モデルです。

「Breathable Insulated Pullover」公式商品ページ
「Breathable Insulated Pants」公式商品ページ
Snow Peak公式「Breathable Insulated」シリーズページ

【写真提供:株式会社スノーピーク】

(THE ANSWER編集部)

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