申ジエに惜敗、桑木志帆から問われた「何が足りなかったんですかね」 55歳女性コーチが返した“金言”

桑木とは9年前に出会い「目立つ存在ではありませんでした。でも…」
桑木は全英女子オープンで勝っても、本気で国内メジャー優勝を目指してきた。帰国後、自身の試合の休み週にソニー日本女子プロゴルフ選手権と日本女子オープンの開催コースで練習ラウンド。昨季から契約している岩本コーチと対策を練っていた。
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高校卒業後に米国でゴルフを学んだ岩本コーチは長年、日本ゴルフ協会(JGA)のナショナルチームで強化スタッフを務めてきた。桑木とは9年前に出会っていた。
「私が中国地方のジュニアを集めた強化合宿に行った時に出会いました。中学3年生の志帆ちゃんは細くて、とても白かったですね。当時は渋野日向子さんらの他にもスター候補生がいたので、目立つ存在ではありませんでした。でも、『なんてきれいなスイングをするんだろう。この子は絶対に伸びる』と直感しました。以降も何度か合宿がありましたが、その度に丁寧なお礼の連絡が来ることが印象的でした」
岡山県出身の桑木は4歳からゴルフを始め、専門家から本格的な指導を受けることなくプロテストに一発合格した。そして、24年に初優勝を含む3勝。世界ランキングで海外メジャー出場権を得られるようになった25年に、母親の年齢に近い岩本コーチと契約した。
岩本コーチは、かつて元賞金女王の服部道子、伊藤佳子と契約していたが、大学生、ジュニアの指導、自身のレッスンスタジオでの仕事にシフト、プロへの指導からは遠ざかっていた。
それでも、桑木からのオファーを快諾。最大の理由は「志帆ちゃんの人間性が素晴らしいから」だった。
「全英に勝った後も、志帆ちゃんと最初に話したのは『これから世界的にも注目されるから、みんなに愛されて、尊敬される選手になっていこう』でした」
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