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保育の現場が変わる? 五輪選手が教える、異色の“幼児スポーツ教育”挑戦のワケ

丸山氏はクリアソンの理念を話した【写真:編集部】
丸山氏はクリアソンの理念を話した【写真:編集部】

サポートしたクリアソンの理念「スポーツの持っている価値で世の中を豊かに」

古澤「プロの方から教わると子どもの目の輝きが違い、凄く楽しんでいました。それまで、集団になると話を聞くことがどうしても難しかったのが、凄く楽しんで話を聞いていたのが印象的でした。それは選手の説明も上手だったということが大きかった。わかりやすく、頭に入りやすい。言葉から体を動かすという体験を通じ、子どもが言葉の理解をしていくことも感じました」

丸山「保育士の先生も子どもの接し方を見て、学んだ部分が大きかったと思います。こういう指導が凄かったと感じる部分など、学びになったポイントはありましたか?」

古澤「保育士も運動経験ある人、ない人の差が大きいんです。特に、体育は見本になる先生がいません。プロの方の指導を見ることで、例えば、伊藤さんのかけっこなら肘に角度つけてみたり、腕の振りを練習してみたり、話を聞いてすぐに実践しようとする姿がありました。しっかりと伝えることがプロの方と保育士の伝え方の違いなのかなと感じました」

伊藤「やってみると子どもたちの聞く姿勢も素晴らしかったですよね。いろんな学校から集まってくるイベントは知らない人同士なので、しっかりと話を聞けるのですが、1つの学校でやろうとすると知っている人同士なので、特に小学校低学年はふざけ合ってしまう。そういうのを想像していたけど、凄くしっかりとしていました」

――クリアソンとしてはどういう理念で今回のプロジェクトをサポートしたのでしょうか。

丸山「僕らは“スポーツの持っている価値で世の中を豊かにしたい”という大きな思いがあります。幼児年代に対するスポーツの価値を考えると、前提として子どもが育つ要素は3つあると思っています。1つ目は親からの教育、2つ目は保育園・学校での教育、3つ目は課外教育です。今回は保育と課外教育を融合させた形になったと思っています。そもそもスポーツは好きでやるもの。誰かからやらされるものではない。その中で、早ければ早い方が学びの質が高くなるんじゃないかと僕らは考えています。だから、初めて触れるスポーツ体験が楽しいものであってほしい。

 子どもが小さい頃に触れられるのは日本においては限定的です。サッカー、野球というメジャースポーツはあっても、かけっこをしっかりと習う機会も少ない。ラグビー、体操だって本物を学ぶ機会はなかなかありません。その後の発達、興味・関心に広く影響を与えられれば、それが本当に子どもにとっての財産になります。仮にサッカーに打ち込んでダメになった時、スポーツから離脱するのではなく、かけっこを伊藤先生に習ったことが面白かったから、次は陸上でチャレンジしよう、あるいはラグビーをやってみようと可能性を広げてほしいと、かねてから思っていました」

――そういう中で東京児童協会とプロジェクトを進めることになりました。

丸山「どれだけ思いをもっていても、それを昇華する場所がないと絵に描いた餅になってしまう。そういう中で、東京児童協会さんと理念が合致しました。特に、走り方については凄く可能性を感じています。小さい頃に走りが苦手でスポーツから離脱してしまう子がかなり多く、すべてのスポーツの基本になる走りをしっかりと学んでおくことで、走りに対する抵抗感をなくしたり、正しく努力をすれば成果がついてくる自己肯定感につながったりする。

 こうして、すべての競技につながる結び目でいい経験になれば、可能性が最も広がっていく。それをなんとなくの指導ではなく、伊藤さんのように走りを再現性のある形で指導ができる方なら、見ていた保育士も自分の教育現場でもう一度伝えられる。子どもが楽しく学ぶことももちろん、大人たちが正しく伝えていけることは価値が凄く高い。古沢先生がおっしゃっている通り、その部分が現場の保育士の先生たちに正しく伝わったことは本当に良かったです」

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