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「監督が選手より興奮するのは当たり前」 森保監督とドイツ“皇帝”の共通項

監督選手でW杯優勝「もうこれ以上望むものはない」

 逆に4年後のイタリア大会の決勝は、絶対に勝つことがわかっていた。相手(アルゼンチン)の状態が悪過ぎて、どんな形であろうが勝つに決まっていた。この時の西ドイツ代表は、私にとって理想的なチームだった。理想とは、良いプレーをして、その上で勝つことを意味する。いくら良いプレーをしても、負けてしまっては、良いサッカーとは言えない」

 その後ベッケンバウアーは、スーツ姿でもピッチで仕事をすることはない。

「サッカーの世界ではワールドカップで優勝する以上のことはない。それを主将として、さらに監督として経験できたのだから、もうこれ以上望むものはない。サッカーで全てをやり尽くしたということで、仮にまた監督のオファーが来ても引き受けることはない」

 このインタビューから約四半世紀。日本にも、選手、監督両方の立場でアジアカップ決勝の舞台に立った人物が誕生した。

(加部 究 / Kiwamu Kabe)

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加部 究

1958年生まれ。大学卒業後、スポーツ新聞社に勤めるが86年メキシコW杯を観戦するために3年で退社。その後フリーランスのスポーツライターに転身し、W杯は7回現地取材した。育成年代にも造詣が深く、多くの指導者と親交が深い。指導者、選手ら約150人にロングインタビューを実施。長男は元Jリーガーの加部未蘭。最近東京五輪からプラチナ世代まで約半世紀の歴史群像劇49編を収めた『日本サッカー戦記~青銅の時代から新世紀へ』(カンゼン)を上梓。『サッカー通訳戦記』『それでも「美談」になる高校サッカーの非常識』(ともにカンゼン)、『大和魂のモダンサッカー』『サッカー移民』(ともに双葉社)、『祝祭』(小学館文庫)など著書多数。

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