ブカツ応援の記事一覧
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球場包んだ異例の大合唱の“続き” 敗戦校から武相が受け継ぐスポーツマンシップ「素晴らしいアイデアを…」
2024.07.24第106回全国高校野球選手権の神奈川大会は23日、横浜スタジアムで準決勝を行い、武相は横浜に1-2でサヨナラ負けを喫し姿を消した。1968年以来56年ぶりの甲子園出場は叶わなかったが、14年ぶりの4強進出。この試合のスタンドで、武相の応援団は18日の5回戦で対戦した立花学園の思いを受け継ぎ、合唱曲「虹」を大熱唱した。両校の応援席が試合中に合唱するという超異例の光景には、続きがあった。
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「怖かった…」東海大相模に抱かせた“恐怖心” 惜敗の向上、北野龍彦主将が感じた「野球の楽しさと怖さ」
2024.07.24第106回全国高校野球選手権の神奈川大会は23日、横浜スタジアムで準決勝を行い、春夏通じて初の甲子園出場を目指す向上は東海大相模に4-6で敗れた。主将の北野龍彦外野手(3年)は1点を勝ち越した8回、なお満塁の好機で自身が凡退したのを「あそこで取り切れないところが弱さなのかな」と悔やんだが、一方では東海大相模に“恐怖”を抱かせるほどの戦いを見せた。
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横浜にサヨナラ負けも…武相ナインが見つけた「一生の宝物」 古豪復活へ道を開いた仲宗根主将の1年間
2024.07.24第106回全国高校野球選手権の神奈川大会は23日、横浜スタジアムで準決勝を行い、武相は横浜に1-2でサヨナラ負けを喫し姿を消した。1960年代に夏の甲子園に4度出場し、一時代を築くも近年は低迷。それが今年は春季大会を42年ぶりに制し、夏も2010年以来14年ぶりの4強進出で復活を印象づけた。チームをまとめあげたのは、主将の仲宗根琉空内野手(3年)。背中で見せ続け、豊田圭史監督や仲間からも信頼を寄せられた主将は、2年3か月の高校野球を「一生の宝物」と言い切った。
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決勝進出の横浜が乗り越えた大ピンチ、OB・OG結集の「横高魂」 吹奏楽部“不在”で助っ人15人が熱烈演奏
2024.07.24第106回全国高校野球選手権の神奈川大会は23日、横浜スタジアムで準決勝を行い、横浜が武相に2-1でサヨナラ勝ち。4年連続の決勝進出を決めた。この日は吹奏楽部がコンクール参加のため応援に来られず、前日にOB、OGを緊急招集。現役部員5人に加えて15人の助っ人が駆けつけ、力強い演奏で勝利を後押しした。
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9打数ノーヒットから大復活、武相引っ張る公式戦1号 広橋大成が守った教え「やり続けてよかった」
2024.07.21第106回全国高校野球選手権の神奈川大会は20日、平塚市のバッティングパレス相石スタジアムひらつかなどで準々決勝を行い、武相が横浜隼人に10-1で7回コールド勝ちを収め、2010年以来14年ぶりの4強進出を決めた。「5番・二塁」で先発した広橋大成内野手(3年)が、初回に自身公式戦1号となる3ラン。4回戦までの大不振から立ち直り、チームを勢いづけた。準決勝は23日に横浜スタジアムで行われる。
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松坂大輔と全国制覇の“父超え”目指した高校野球 横浜隼人の山野井主将、8強敗退にも「楽しめた」
2024.07.21第106回全国高校野球選手権の神奈川大会は20日、平塚市のバッティングパレス相石スタジアムひらつかなどで準々決勝を行い、横浜隼人は1-10で武相に7回コールド負けを喫し姿を消した。「4番・捕手」で先発出場した山野井寛大主将(3年)は、1998年に松坂大輔氏(元西武)らと甲子園春夏連覇を果たした父・成仁さんの母校横浜を倒すべく、横浜隼人に進んだ。勝てば横浜との準決勝という一戦に敗れ、目標を達成することはできなかったが、ノーシードからの快進撃を「楽しめました」とすがすがしく振り返った。
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「5回までは両校を…」球場包む異例の大合唱 5戦目で成功…立花学園が示したスポーツマンシップ
2024.07.19第106回全国高校野球選手権の神奈川大会は18日、川崎市の等々力球場などで5回戦を行い、立花学園は春の県大会で優勝した武相に0-6で敗れ、16強で姿を消した。春季県大会の再戦となった両校。5回には両チームの応援席が合唱曲の「虹」を大熱唱し、球場を一つにした。異例の光景の裏に、何があったのか。高校球児が示した“スポーツマンシップ”の形に、スタンドからは歓声が上がった。
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「これが私学か」圧倒された夏から1年 県立唯一の神奈川16強、市ケ尾ナインが負けても感じた“成長”
2024.07.19第106回全国高校野球選手権の神奈川大会は18日、川崎市の等々力球場などで5回戦を行い、県立校で唯一16強まで勝ち進んでいた市ケ尾が日大藤沢に1-3で敗れ、姿を消した。同じ5回戦で、慶応に7回コールド敗戦を喫した昨年超えを目指した夏。目標は達成できなかったが、指揮官とナインが試合後に口にした言葉は昨夏とは正反対のものだった。
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「邪念が入った自分を後悔」 慶応・森林監督を救った復活エース、今夏初登板の小宅雅己が好救援
2024.07.18第106回全国高校野球選手権の神奈川大会は17日、サーティーフォー相模原などで4回戦5試合を行い16強が出そろった。昨夏全国制覇した慶応は、16日に降雨のため3回1死で継続試合となっていた横浜商大高戦に4-1で勝利した。勝負のポイントとなったのは、2点リードの7回に背負った2死二、三塁のピンチ。昨夏の甲子園で胴上げ投手となった小宅雅己投手(2年)が、今大会初登板ながら後続を断った。森林貴彦監督が「自分を後悔した」と振り返る場面をエースが救い、さらに上昇気配だ。
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打者18人に完全投球 横浜のスーパー1年生・小野舜友に正捕手が受けた衝撃「ブルペンで分かっていた」
2024.07.17第106回全国高校野球選手権の神奈川大会は16日、サーティーフォー相模原などで4回戦を行い、横浜は15-0で麻溝台に5回コールド勝ちを収めた。先発した左腕の小野舜友投手(1年)は、3回を投げ1人も走者を出さない好投を披露。9日の初戦にも先発して3回を完全に抑えており、これで打者18人に対しパーフェクト投球だ。背番号「19」が、2年ぶりの夏の甲子園を目指す名門を引っ張る勢いだ。
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県立市ケ尾の“不屈の男”が7回参考ノーノー 1年半の怪我との戦い…原田琉成が復帰戦いきなり快記録
2024.07.15第106回全国高校野球選手権の神奈川大会は14日、バッティングパレス相石スタジアムひらつかなどで3回戦を行い、市ケ尾が川崎北に7-0で7回コールド勝ちを収め4回戦に進んだ。背番号「10」の原田琉成投手(3年)が、7回参考ながらノーヒットノーランを記録。この日が今年初の公式戦登板というぶっつけ復帰での快投が、“市ケ尾旋風”を予感させる。
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県立高に現れたプロ注目右腕を支えた相棒 青あざだらけの菅・小池神平が守り通した岩瀬将との約束
2024.07.15第106回全国高校野球選手権の神奈川大会は14日、バッティングパレス相石スタジアムひらつかなどで3回戦を行い、プロ注目右腕・岩瀬将(3年)を擁する菅は2-11で向上に7回コールド負けを喫した。ただ今夏は3年ぶりに初戦を突破。岩瀬とバッテリーを組んできた小池神平主将(3年)は、2人が入学当初に交わした“約束”を明かし「プロになると信じている」と熱いエールを送った。
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選手たった11人、成功した“アピール大作戦” テレビ中継に狙い定め快勝…麻生が初の4回戦進出
2024.07.14第106回全国高校野球選手権の神奈川大会は13日、サーティーフォー保土ヶ谷などで3回戦を行い、麻生が3-0で平塚湘風に勝利し、チーム初の4回戦進出を果たした。この日、ベンチ入りしたのはマネジャー含めわずか12人。6人の3年生が引退する秋には、単独チームが組めなくなる。何とか歴史をつなげたいナインは、地元局でテレビ中継されるこの試合に狙いを定め、みごとアピールに成功してみせた。
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「倍返しするんだ」 偏差値73の湘南が1年間唱えた“打倒・横浜” リベンジならずも敵将から賛辞
2024.07.14第106回全国高校野球選手権の神奈川大会は13日、サーティーフォー保土ヶ谷などで3回戦を行い、県下屈指の進学校、湘南が0-4で横浜に敗れ姿を消した。両校は昨夏も5回戦で対戦し、横浜が7回コールドで圧勝。湘南にとっては1年越しのリベンジをかけた試合だった。「打倒・横浜」の思いを1年間抱えてきたチームをまとめ上げたのが、背番号「10」の政近岳主将(3年)だ。この試合、途中出場ながら外野でのスーパーキャッチでスタンドを沸かせたものの、試合後は敗戦に涙。ただ敵将からは「すごく苦しい試合だった」と最大級の賛辞が贈られた。
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髪型自由の慶応に“2mm丸刈り” 2年生・酒井一玖「自分の中ではカッコいい」圧勝発進呼ぶ3安打
2024.07.12第106回全国高校野球選手権の神奈川大会は11日、サーティーフォー相模原などで2回戦を行い、昨夏全国制覇した慶応が初戦を快勝。14-3で横須賀学院に7回コールド勝ちを収め3回戦へ進んだ。初めて夏のベンチ入りを果たし「2番・二塁」で先発した酒井一玖(いっきゅう、2年)は3安打1四球の活躍で勝利に貢献。髪型を制限しないことでも話題となったチームで唯一の丸刈り頭という、異色の慶応ボーイだ。
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「江ノ電愛」貫く七里ガ浜ナインが駆けた夏 走る電車と集合写真で話題に…歴史を変えた6年ぶり1勝
2024.07.12第106回全国高校野球選手権の神奈川大会は11日、サーティーフォー相模原などで2回戦を行い、七里ガ浜は新羽に8-15で7回コールド負けを喫した。ただスタンドを沸かせたのは、2度に渡って追いつく粘りの野球だ。学校のすぐ脇に広がる大海原と、江ノ電を愛する青いユニホームのナインはこの夏、2018年の南神奈川大会以来、6年ぶりとなる夏1勝を挙げ、チームの歴史に名を刻んだ。
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金井のエース・廣瀬優希は「野球とギャグの二刀流」 友も認める二つの顔、2回9失点の屈辱で変身
2024.07.11第106回全国高校野球選手権の神奈川大会は10日、横須賀スタジアムなどで2回戦を行い、金井が7-2で横浜翠嵐を下して3回戦に進んだ。7日の1回戦に続き先発を任されたのは、右腕エースの廣瀬優希投手(3年)だ。初回に2失点するも、続く4イニングは0で抑え、5回2失点でリリーフにつなげた。2回9失点という悔しさを味わった昨夏から筋トレに励み、大幅に球速がアップ。「注目されるのは好き」と話す背番号「1」は、鎌倉学園との3回戦でも勝利を誓った。
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県立の雄、相模原が再び知った夏の怖さ 横浜撃破を知るOBコーチ、涙のナインに引き継ぐ魂「だから残っている」
2024.07.11第106回全国高校野球選手権の神奈川大会は10日、横須賀スタジアムなどで2回戦を行い、相模原は横浜立野に延長10回タイブレークの末に6-7で敗れ、初戦で姿を消した。同校は2019年夏にノーシードから勝ち上がり、準々決勝で横浜を倒すという大番狂わせを演じている。当時1年生でベンチ入りしていた白井助(たすく)さんは、法大進学後も外部コーチとして後輩を指導。悔しさで泣き崩れたナインに伝えたい思いがある。