[THE ANSWER] スポーツ文化・育成&総合ニュースサイト

川浪 康太郎の記事一覧

  • 64試合連続完投した伝説の鉄腕 球数制限など現代の投手分業制に疑問「完投自体は肉体を酷使しない」

    2024.04.15

    大学野球界の“レジェンド”が、64歳になった今もマウンドに立ち続けている。東北大時代に数々の仙台六大学野球連盟新記録を樹立し、現在は仙台市の硬式野球クラブチーム「青葉クラブ」に所属する小野秀明さんだ。大学通算成績の83登板、33勝、66完投は40年近く破られていない大記録。64試合連続完投、566回連続投球回という前人未踏の数字も小野の鉄腕ぶりを物語っている。偉業の裏側には、現代野球にも通ずる「準備」と「覚悟」があった。(文中敬称略、取材・文=川浪 康太郎)

  • 部員200人超、コンバート活発 高校野球とは違う大学野球指導の面白み、選手が「なぜ?」問い返す

    2023.12.20

    仙台大教員で、2018年から硬式野球部で野手を中心に指導している小野寺和也コーチ(36歳)。今秋のドラフトで中日ドラゴンズから3位指名を受け、仙台大の野手で初の支配下指名を勝ち取った辻本倫太郎内野手(4年・北海)をはじめ、数多くの現役部員やOBが慕う敏腕コーチだ。大学野球の指導者として抱く信念と葛藤を深掘りした。(取材・文=川浪 康太郎)

  • 東北からNPB選手を次々育てる「小野寺さん」とは 中日ドラ3ら輩出、原点は慶大のBチーム降格で訪れた転機

    2023.12.20

    みちのくの大学球界に、的確な指導で次々と選手の才能を開花させている指導者がいる。仙台大教員で、2018年から硬式野球部で野手を中心に指導している小野寺和也コーチ(36歳)のことだ。「小野寺さんのおかげで」「小野寺さんのアドバイスで」――。仙台大硬式野球部の野手陣を取材すると、必ずと言っていいほど「小野寺さん」の名前が挙がる。そんな若きコーチの指導者としての原点は、東京六大学野球リーグ戦で二度の首位打者に輝いた慶應義塾大時代にあった。(取材・文=川浪 康太郎)

  • このままでは「野球の審判員がいなくなる」 仙台六大学の審判部長、アマ球界の改善を訴える理由

    2023.10.17

    今年から仙台六大学野球連盟付属審判部長に就任した坂本健太さん(37歳)。30代での就任は異例の若さだ。東北高校、東北工業大学と進み、大学卒業と同時に一度は完全に野球を離れた坂本が、審判の道を選んだのはなぜか。様々な心境の変化とともに歩む坂本の野球人生に迫る。(取材・文=川浪 康太郎)

  • 同級生ダルビッシュの姿は「昔と何も変わらない」 東北高出身の審判員が今も感化される旧友の言葉

    2023.10.08

    今年3月に開催されたワールド・ベースボール・クラシック(WBC)。世界一に輝いた「侍ジャパン」のまとめ役を担ったのは、チーム最年長のダルビッシュ有(パドレス)だった。強化合宿期間からチームメイトと積極的に交流を図り、若手選手に技術を伝授することも。東北高校時代の同級生で現・仙台六大学野球連盟付属審判部長の坂本健太さん(37歳)は、そんな旧友の雄姿を「昔と何も変わっていないな」と懐かしみながら見守っていた。(取材・文=川浪 康太郎)

  • 誤審で「目立つのは当たり前」 仙台六大学野球の審判部長・坂本健太が批判覚悟で球場に立つ理由

    2023.10.02

    野球というスポーツにおいて、試合を司る審判は必要不可欠な存在。その審判がスポットライトを浴びる機会は少なく、注目されるのは批判にさらされる時がほとんどだ。「誤審疑惑」はプロ、アマチュアを問わず後を絶たない。SNS上ではたびたび、誤審を巡る議論や誹謗中傷が飛び交う。審判歴が10年を超える仙台六大学野球連盟付属審判部長の坂本健太さん(37歳)は、この現状について「それでいいんじゃないですか」と持論を展開する。その言葉の真意とは――。(取材・文=川浪 康太郎)

  • 原辰徳監督から受けた「人としての教育」 巨人で裏方を経験、荻原満が学生に伝える一流の教え

    2023.08.31

    今年から東北工業大硬式野球部のヘッドコーチ(HC)に就任した荻原満氏(57歳)。仙台商高、東海大を経て巨人に入団し、1988年から92年まで投手として5年間プレーした。現役引退後も巨人に残り、打撃投手やマネージャーを歴任。荻原氏は「プロの世界で選手、裏方を経験したからこそ、今こうやって教えられる」と胸を張る。後編では、その濃密な野球人生に迫る。(取材・文=川浪 康太郎)

  • 巨人で選手&裏方20年 東北工業大・荻原満HC、最下位チームを変えた「一方通行ではない」指導

    2023.08.28

    仙台市内にある東北工業大硬式野球部のグラウンドには、ストップウォッチ片手に大きな声で指示を出すヘッドコーチ(HC)の姿がある。プロ野球・巨人でプレーした経歴を持つ荻原満氏(57歳)だ。東北工業大はリーグ戦で春秋ともに最下位(春は宮城教育大と同率)に沈んだ昨年から一転、今春のリーグ戦では4勝を挙げて4位、新人戦は仙台大を破って準優勝と躍進。今年から就任した指揮官の「改革」は着々と進んでいる。前編では崩壊しかけていたチームを立て直した指導法について話を聞いた。(取材・文=川浪 康太郎)

  • 巨人&西武で学んだ12年 東北学院大・星孝典監督、プロ野球生活で磨かれた指導者の原点

    2023.04.21

    今年2月、母校である東北学院大学硬式野球部の監督に就任した星孝典氏(40歳)。現役時代は同大から直接プロ入りする初めての選手となり、巨人、西武で計12年間プレーした。また引退後もNPBに残り、西武、楽天で計6年間コーチ経験を積んだ。“指導者気質”な性格は、プロ野球の荒波に揉まれた現役時代に形成されたもの。指導者・星孝典の原点に迫る。(取材・文=川浪 康太郎)

  • 元巨人&西武の星孝典、なぜ母校監督に? 学生主体の部活に見た危うさと湧き上がった使命感

    2023.04.20

    今年2月、東北学院大学硬式野球部の監督にOBで元巨人、西武の星孝典氏(40歳)が就任した。宮城県名取市出身の星は仙台育英高、東北学院大を経て、2004年のドラフト6巡目で巨人に入団。11年にトレードで西武に移籍し、2球団で捕手として計12年間プレーした。現役引退後は西武、楽天でコーチを務め、今春から18年ぶりに母校のユニホームに袖を通す。監督就任までの経緯や、学生野球の指導者としての展望を取材した。(取材・文=川浪 康太郎)

  • 羽生結弦、荒川静香が“冬の時代”に終止符 仙台フィギュアを守り続ける阿部奈々美の願い

    2023.03.09

    日本におけるフィギュアスケート発祥の地・仙台。数々の名スケーターが誕生したこの地で、20年以上にわたり選手育成に携わってきた人物がいる。コーチ・振付師として活動する阿部奈々美氏だ。羽生結弦のコーチを務め、荒川静香の振付を担当するなど、輝かしい経歴を持つ阿部に、仙台フィギュアスケート界の「今と昔」を語ってもらった。(取材・文=川浪 康太郎)

  • 羽生結弦は「何か持っている」 元コーチ阿部奈々美、教え子の稀有な才能に触れた日々

    2023.03.05

    コーチ・振付師として、20年以上にわたり仙台のフィギュアスケート界を牽引してきた阿部奈々美氏。選手時代は名コーチ・長久保裕氏に師事し、コーチとしては2006年から2012年まで、のちに冬季五輪2大会連続王者となる羽生結弦を指導した。現在も仙台の地で選手育成の第一線に立つ阿部の、かけがえのない「出会い」を取材した。(取材・文=川浪 康太郎)

  • 教員養成の国立大で学業と両立 日本一を狙う軟式野球部、学生主体に大人がいる意義

    2023.02.24

    昨秋、宮城教育大軟式野球部を36年ぶりの全国大会出場に導いた畠山和也監督(35歳)。大学軟式野球は学生主体の運営が主流で、監督不在、または選手が監督を兼任する部が多いなか、10年間にわたりチーム作りに励んできた。学生スポーツの現場に監督、大人がいることの意義とは――。軟式野球に情熱を燃やす、35歳監督の指導者としての信念を語ってもらった。(取材・文=川浪 康太郎)

  • 軟式野球は「硬式のレベルが下がった版ではない」 宮城教育大35歳監督が情熱注ぐ理由

    2023.02.21

    軟式野球の普及に取り組む若き指導者が、東北にいる。宮城教育大軟式野球部の監督を務める畠山和也氏(35歳)だ。就任10年目の昨年は、秋に36年ぶりの全国大会出場、そして全国初勝利を達成。監督としてチーム作りに勤しみつつ、東北地区大学軟式野球連盟理事長の立場で競技を普及するための活動にも精を出している。なぜ軟式野球を広めたいのか、軟式野球の存在意義とは――。畠山の思いに迫った。(取材・文=川浪 康太郎)

  • 甲子園150キロ右腕の今 東北福祉大・滝口琉偉、大学1年目の壁と「絶対ドラ1」の覚悟

    2023.02.16

    昨年12月、東北福祉大の1年生右腕・堀越啓太投手が非公式ながら162キロを計測して話題を集めるなど、東北福祉大の1年生投手陣は逸材揃い。最速151キロのストレートを持つ滝口琉偉投手も、そのなかの1人だ。リーグ戦未登坂ながら、高いポテンシャルを誇る右腕に話を聞いた。(取材・文=川浪 康太郎)

  • 162キロ計測に衝撃、東北福祉大の1年生右腕・堀越啓太 球速を伸ばした練習法とは

    2023.02.15

    今オフ、アマチュア球界に衝撃が走った。東北福祉大の1年生右腕・堀越啓太投手が162キロを計測する動画が、ネット上などで話題となったのだ。プロ野球や米大リーグで活躍した佐々木主浩、斎藤隆ら好投手を次々と輩出してきた名門大に現れた新星。大学2年目のシーズンに向けて調整を続ける堀越に、今オフの手応えやプロを目指す上での課題を語ってもらった。(取材・文=川浪 康太郎)

  • 勝利至上主義の野球に危機感 元巨人・佐藤洋監督、東北高で目指す“教えすぎない”指導

    2023.01.21

    元甲子園球児、元プロ野球選手で、昨年8月に母校・東北高の監督に就任した佐藤洋氏(60歳)。高校野球の監督になる前は約20年間、埼玉県内の野球スクールで指導に携わっていた。現役引退後から現在に至るまでの、指導者としての歩みを追った。(取材・文=川浪 康太郎)

  • 甲子園4度出場も野球が「楽しくなかった」 元巨人・佐藤洋監督の原点にある苦い記憶

    2023.01.16

    今春の選抜高校野球大会出場が有力視されている東北高。昨年8月からチームを率いる佐藤洋監督(60歳)は、東北高時代に春夏計4回甲子園に出場し、プロ野球・巨人で10年間プレーした輝かしい経歴を持つ。たが佐藤は、技術指導や成功体験を伝えることは重要視していない。その理由と、指導者としての原点を探る。(取材・文=川浪 康太郎)

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