Bリーグの記事一覧
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バスケ河村勇輝は「サメだ」 攻守で勝利貢献、ホーバスHCが絶賛した姿「彼は水中で血の匂いを…」【アジア杯1次予選】
2024.02.23男子バスケットボールのFIBAアジアカップ予選1次ラウンド Window1が22日、東京・有明コロシアムで行われ、世界ランク26位の日本が同76位グアムに77-56で勝利した。昨夏のワールドカップ(W杯)以来のホーバスジャパンの一戦。チーム最多15得点の河村勇輝(横浜BC)をトム・ホーバス監督も「攻守でゲームを変えられる選手」「サメのよう」と果敢なプレースタイルを絶賛した。
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NBA級の「圧倒的ホーム感」 世界一DJに“炎”の特殊効果…バスケ群馬が新アリーナで挑む演出改革
2024.02.22バスケットボールBリーグの群馬クレインサンダーズは、2023年に新本拠地「オープンハウスアリーナ太田(通称:オプアリ)」へ移転した。新たなホームコートは、巨大なセンタービジョンや最新鋭の音響システムが導入されており、ヒップホップのナンバーが流れるなか、試合展開に合わせてレーザーや炎といった特殊効果で盛り立てるなど、高揚感に包まれた空間を演出している。まもなくオープンから1年の節目を迎えるなか、群馬でアリーナの演出など興行の統括も行う、吉田真太郎取締役ゼネラルマネージャー(GM)に、現状と今後の展望について聞いた。
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21点差大逆転、富樫勇樹とMr.ジェッツが背中で導いた決勝への道 敵将も脱帽「褒めないといけない」
2024.02.15バスケットボール男子の天皇杯全日本選手権は14日に準決勝を行い、船橋アリーナでは連覇を狙う千葉ジェッツが宇都宮ブレックスに78-72で勝利し、決勝進出を決めた。昨年の準決勝と同カードとなったBリーグの名門同士の一戦。最大21点差を逆転した千葉を牽引したのは、2人のベテランの存在だった。(取材・文=THE ANSWER編集部・鉾久真大)
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富樫勇樹VS河村勇輝、熱戦で光ったワンプレー 勝利を呼び込んだHCへの「提案」とは
2024.02.14バスケットボールB1リーグの千葉ジェッツと横浜ビー・コルセアーズの一戦が11日に船橋アリーナで行われ、横浜BCがオーバータイムにもつれ込む熱戦を90-85で制し、年明け以来続いていた千葉Jの連勝を「12」で止めた。日本代表の中心選手である富樫勇樹(千葉J)と河村勇輝(横浜BC)の直接対決としても注目を集めたが、試合後の両者のコメントからは両チームが終盤に対照的な“策”を仕掛けていたことが浮かび上がった。
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YouTube収益化にNFTアート販売 バスケ日本代表経験者が“コート外”の活動にも全力を注ぐ理由
2024.02.09バスケットボールB1リーグの島根スサノオマジックに所属する谷口大智は、日本人ビッグマンとしてチームに欠かせない役割を果たす一方で、個人によるYouTubeチャンネルでの活動や、「Bリーガー初」となるNFTの設立を果たすなど、一見バスケットボールとは関係のない発信や活動も精力的に行っている。トム・ホーバス体制での日本代表も経験したプレーヤーが、「コート外」にまで全力を尽くす。一体、何が彼を駆り立てているのだろうか。
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8年ぶり「代々木決戦」に見えた進化 バスケA東京、昨季王者・琉球攻略へ繰り広げた駆け引き
2024.02.072016年9月に誕生したバスケットボールのBリーグ。記念すべき開幕戦となったのは、実業団チームを中心とした「NBL」の名門・アルバルク東京と、Bリーグに先駆けてプロリーグとして成熟を迎えていた「bjリーグ」の王者・琉球ゴールデンキングスによる一戦だった。3日、それ以来8年ぶりとなる、国立代々木競技場第一体育館でのA東京と琉球によるゲームが実現。オーバータイムにもつれる激闘の末、A東京が91-80で勝利を手にした。
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B1連覇へ「3ビッグ」誕生 米出身カークが日本に帰化、王者・琉球の新たな武器と「贅沢な悩み」
2024.02.05バスケットボールB1の2023-24シーズンは、「5分の3」をちょうど消化したタイミングだ。リーグ終盤戦、チャンピオンシップの行方を左右するビッグニュースが、1月25日に琉球ゴールデンキングスからリリースされた。それはアレックス・カークの帰化(日本国籍取得)に関する内容だった。
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チーム解散→練習生からB1デビュー 今季飛躍する26歳、宇都宮HCが明かす「使いたくなる」理由
2024.02.01バスケットボールBリーグの宇都宮ブレックスは現在、東地区2位につけている。今季主力として期待された新加入の帰化選手ギャビン・エドワーズが12月からの約2か月間、負傷離脱を余儀なくされるなど、必ずしも順風満帆とは言えないなかで勝ち星を重ねてきた。1月27日と28日に本拠地・ブレックスアリーナ宇都宮に佐賀バルーナーズを迎えた2連戦で、宇都宮は第1戦に83-70、第2戦に76-62と勝利し連勝を収めた。
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1万人に迫る観客数に「驚いた」 日本代表ホーキンソン、来日当初の想像超えた“バスケ人気”を実感
2024.01.192023-24シーズンの折り返しを迎えようとしているバスケットボールB1リーグは17日、中地区4位のサンロッカーズ渋谷が有明コロシアムで初のホームゲームを開催し、同3位の川崎ブレイブサンダースをオーバータイムの激闘の末に79-78で破り勝利を収めた。クラブ史上最多となる9668人の大観衆の前でプレーしたジョシュ・ホーキンソンは、日本で高まるバスケットボール人気に正直な胸の内を明かしている。
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バスケに熱中できる時間は「人生の半分以下」 米難関大卒、川崎アレンが貫いた究極の文武両道
2024.01.13バスケットボールBリーグの川崎ブレイブサンダースは、前身の東芝時代の栄光を受け継ぐ国内屈指の強豪クラブ。熱狂的なファンがアリーナをブレイブレッドに染め上げ、チームは毎シーズン優勝争いを展開している。そんな名門のリアルな姿に、選手のインタビューやコート内外のストーリーで迫る連載。第3回では、今季からチームに加入したハンガリー人選手ロスコ・アレンの米難関スタンフォード大に進学したキャリアについて話を聞く。後編では「大変だった」と振り返る大学での勉強と、憧れの米大学バスケ選手としてプレーする日々との両立について振り返る。限られた時間を有効に使った経験は、プロになった今にも生きているという。(取材・文=青木 美帆)
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合格率5%の米難関スタンフォード大卒 ハンガリー出身、バスケ川崎アレンが乗り越えた“英語の壁”
2024.01.11バスケットボールBリーグの川崎ブレイブサンダースは、前身の東芝時代の栄光を受け継ぐ国内屈指の強豪クラブ。熱狂的なファンがアリーナをブレイブレッドに染め上げ、チームは毎シーズン優勝争いを展開している。そんな名門のリアルな姿に、選手のインタビューやコート内外のストーリーで迫る連載。第3回では、今季からチームに加入したハンガリー人選手ロスコ・アレンに注目し、米難関スタンフォード大に進学したキャリアについて話を聞く。前編ではハンガリーでの幼少期から振り返りながら、バスケとの出会いや勉強との向き合い方などについて自身の経験を明かした。(取材・文=青木 美帆)
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「全然違う」と指揮官が舌を巻く“スイッチ”入った比江島慎 河村勇輝も脱帽したエースの働き
2024.01.11バスケットボール男子の天皇杯全日本選手権は10日準々決勝を行い、横浜武道館ではB1リーグ所属の宇都宮ブレックスが、横浜ビー・コルセアーズ(BC)に81-65で勝利し準決勝進出を決めた。比江島慎が3Pシュートを10本試みて7本沈めるなど、両チーム最多の27得点と大暴れ。「モードに入っていた」と指揮官も舌を巻く絶好調ぶりに、横浜BCのエース・河村勇輝も「しっかり決め切った比江島選手が本当に素晴らしかった」と脱帽だ。
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開業1年目「SAGAアリーナ」で生み出す熱狂 リーグ4位の集客力も…B1佐賀が危機感抱く理由
2024.01.10プロバスケットボール・Bリーグの佐賀バルーナーズは、今季から本格的に運用が始まった新本拠地「SAGAアリーナ」で初のB1を戦っている。8000人を超える観客を収容できるアリーナで、2023年12月24日の横浜ビー・コルセアーズ戦ではクラブ史上最多となる8591人が訪れるなど、佐賀の地に新たな熱狂を生み出している。チーム戦績も上向いてきた12月末、クラブ社長の田畠寿太郎氏を直撃。初のB1を「SAGAアリーナ」で戦う中で感じる手応えや課題、バルーナーズが地元・佐賀で目指す理想のクラブ像について語った。(取材・文=荒 大)
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B1連覇時の“嫌らしさ”復活 アルバルク東京、「20勝一番乗り」に導いたベンチメンバーの奮闘
2023.12.26バスケットボールBリーグの2023-24シーズンも中盤戦に突入し、各地で激しい戦いが繰り広げられている。開幕から好調を維持しているB1東地区のアルバルク東京は、アリーナ立川立飛に西地区の名古屋ダイヤモンドドルフィンズを迎えた。2連戦の1戦目となった12月23日の試合では、A東京が攻守にわたる遂行力の高さを随所に見せ、離脱者が続出していた名古屋Dを83-68で破り、B1の全チームを通じて、レギュラーシーズン20勝に一番乗りを果たした。
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河村勇輝が明かした「理想のバスケット」 危機感抱く横浜BC、強豪相手に立ち返った原点
2023.12.18昨シーズン、バスケットボールBリーグで初のチャンピオンシップ出場を果たした横浜ビー・コルセアーズだが、今シーズンは開幕から19試合を終えた時点で7勝12敗と黒星が先行。リーグ戦の中断期間が明けた12月も苦戦が続き、10日の秋田ノーザンハピネッツ戦ではシーソーゲームの末に残り42秒で4点差とリードを広げながら、逆転を許して痛恨の連敗を喫していた。ホームの横浜国際プールに戻ってきた横浜BCは、中2日で行われた天皇杯・3次ラウンドでサンロッカーズ渋谷を79-66で破ると、再び中2日で迎えた16日に西地区2位の名古屋ダイヤモンドドルフィンズと対戦。難敵相手に苦しみながらも、チームは「自分たちのバスケット」に今一度立ち返り、上昇のきっかけを掴もうとしている。
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「ファジーカスVS宇都宮」をもう一度 初来日から12季、現役最後のライバル対決実現への期待
2023.12.132012年の初来日以来、川崎ブレイブサンダースのニック・ファジーカスは日本バスケットボール界の歴史に名を残す活躍を見せ続けてきた。今シーズン限りでの引退を表明して戦う中、12月9日・10日に行われた第11節で、長年激闘を繰り広げた宇都宮ブレックスとの一戦に臨んだ。
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B1史上5人目の偉業達成 “天性のシューター”金丸晃輔、「3P成功700本」の裏にある34歳の脱皮
2023.12.12バスケットボールBリーグの三遠ネオフェニックスに所属する金丸晃輔が、12月9日の広島ドラゴンフライズ戦でB1通算700本目の3ポイントシュートを決めた。2016-17シーズンに開幕したBリーグでは、史上5人目の達成だ。
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大学屈指の“元ビッグマン”が見せた進化 プロで生き抜くために…バスケ佐土原遼の選択
2023.12.06昨今の日本バスケは「日本人ビッグマン受難」の時代だ。Bリーグは外国籍選手のオン・ザ・コートが2枠で、帰化選手もしくはアジア特別枠は「プラス1枠」で起用できる。つまり能力の高い外国出身選手を同時に3名コートに立たせられるルールで、ビッグマンは得てして厳しい競争にさらされる。大学バスケで大活躍をしていた大型選手は、ポジションをアウトサイドに移してプロに適応するケースが多い。