米テレビ局がカネロ、ロペスとともに2020年注目選手に

　ボクシングのWBAスーパー＆IBF世界バンタム級王者・井上尚弥（大橋）。11月のワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ（WBSS）バンタム級大会で優勝するなど、2019年の主役の一人となったが、米テレビ局は2020年に注目すべきボクサー3傑にピックアップ。モンスターの活躍に期待が集まっている。

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「2020年に注目すべきボクシング界の人物。テオフィモ・ロペス、ナオヤ・イノウエ、カネロ・アルバレスがボクシングを新たな高みに引き上げることを約束する」

　こう特集したのは米国のスペイン語テレビ局「TUND」だった。IBF世界ライト級王者ロペス（米国）、カネロこと4階級制覇王者サウル・アルバレス（メキシコ）とともに、3階級制覇王者の井上が主役の一角としてクローズアップ。特集では「極東の伝説のモンスター」と日本ボクシング界のエースを評価し、こう記されている。

「日本のナオヤ・イノウエは2019年に阻止不能な実力者となった。まるで全てを破壊し尽くす台風のようで、モンスターの異名に相応しいボクサーはプエルトリコのエマヌエル・ロドリゲスをなぎ倒した後、WBSSバンタム級決勝でノニト・ドネアとボクシング界の名勝負を供出してくれた。そして、WBAとIBFの統一王者となった」