吉田優利の初Vが印象づけた「日本女子強し」 米ツアーで驚異の“5/12”…残る記録更新の可能性
直近12戦で日本勢の勝率は41.67%
――優勝争いの中、ご自身のポジションとかはどんな感じで把握してましたか。
「今日は(リーディングボードを)全く見ずに、自分のプレーだけにフォーカスして回らせていただきました」
――ということは、18番のグリーンで分かった感じでしょうか。
「そうですね、ボギー打ってから見ました。はい」
――アメリカツアーに来て、コツコツ努力して頑張った成果が今週出てたように見えたんですが、そのあたりいかがでしょうか。
「本当に(今季)前半の方は、今年どうなっちゃうのかなと思ってたんですけど、なかなかこう盛り返すのが遅くなってしまいましたけど、結局、優勝できて良かったです」
――グリーン上でシャンパンファイト、仲間から浴びて今はどんな気分でしょうか。
「みんなが待っててくれてすごくうれしかったですし、『シャンパンより水多めで』っていうのは届かなかったです(笑)」
――日本のファンが応援してたと思います。メッセージをお願いします。
「今日は本当に応援ありがとうございました。時差のない中でちょっと見やすかったかなと思うんですけど、そんな中で皆さんに優勝を届けられてすごくうれしいです。また来週からも頑張ります」
国内ツアーで3勝していた吉田は、2023年シーズン後にツアー最終予選会(QS)をへて24年から米ツアーに本格参戦。同年は年間ポイントランキング102位で翌年の出場権を得られず、QSを受け直した経緯はある。25年は73位でシード権を獲得したが、今季は8月のCPKC女子オープンで自己最高2位に入るまでは、93位と苦戦していた。
今季米ツアーには、吉田も含めて史上最多15人が参戦。第15戦目までは優勝がなかったが、16戦目のマイヤーLPGAクラシックで山下がツアー3勝目を飾ってからは優勝が相次いでいる。第20戦で今季メジャー最終戦の全英女子オープンでは、スポット参戦の桑木志帆が同ツアー初優勝を達成した。
その後、22戦CPKC女子オープンも山下が制し、24戦ウォルマーNWアーカンソー選手権では、吉田と同じプラチナ世代(2000年度生まれ)の西村優菜が初優勝。27戦目の今大会では、吉田が悲願を達成した。
直近12戦で日本勢5勝。勝率は41.67%になる。なお、昨季は過去最多の6人で7勝(山下2勝)。それまでの最多勝記録は1987年と2010年の5勝だった。今季は、日本開催のTOTOジャパンクラシック(11月5日初日)を含めて残り4戦。同記録更新の可能性は残されている。
<今季 米ツアー日本勢優勝>
第16戦マイヤーLPGAクラシック 山下美夢有(3勝目)
第20戦全英女子オープン 桑木志帆(初優勝)
第22戰CPKC女子オープン 山下美夢有(4勝目)
第24戦ウォルマーNWアーカンソー選手権 西村優菜(初優勝)
第27戦BMW女子選手権 吉田優利(初優勝)
(柳田 通斉 / Michinari Yanagida)
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