日米で賞金女王の75歳岡本綾子、ゴルフ界3人目の文化功労者に選出「後進の育成と未来に力を尽くしたい」 国内外で通算62勝
日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)は22日、国内ツアー44勝で永久シード権を持つ岡本綾子(ダイワボウホールディングス)が、令和8年度の「文化功労者」に選出されたと発表した。ゴルフ界における文化功労者の選出は、2014年の樋口久子(前JLPGA顧問)、24年の青木功に続き、史上3人目となった。

樋口久子、青木功に続き
日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)は22日、国内ツアー44勝で永久シード権を持つ岡本綾子(ダイワボウホールディングス)が、令和8年度の「文化功労者」に選出されたと発表した。ゴルフ界における文化功労者の選出は、2014年の樋口久子(前JLPGA顧問)、24年の青木功に続き、史上3人目となった。
75歳の岡本は国内ツアーで輝かしい実績を残しただけでなく、米ツアーに日本人として初めて本格参戦し、通算17勝を飾るなど世界のトッププロとして長年活躍した。通算勝利数(優勝回数)は、欧州ツアーでの1勝も含めて計62勝。賞金女王には1981年に国内ツアーで、米ツアーでも日本人選手で初めて87年に輝いている。
国内ツアーでは05年までプレー。その後は選手の指導者、解説者としてゴルフ界に貢献。文化功労者選出にあたり、喜びと感謝の意を表明した。
「このたびは、文化功労者という身に余る大きな栄誉を賜り、身の引き締まる思いです。わたしにとってゴルフは人生そのものでもあります。ゴルフに真摯に向き合い、挑戦を続けてきた歩みが、このような形でスポーツ文化の発展に寄与できたと評価していただけたのなら、これに勝る喜びはありません」
その上で、今後への決意を語った。
「現在は、世界を目指して頼もしく羽ばたく若い選手たちが次々と生まれています。私自身も、ゴルフという素晴らしいスポーツからいただいた数多くの恩恵を次の世代へと繋いでいけるよう、これからも微力ながら後進の育成とゴルフ界の未来に力を尽くしてまいりたいと思います。これまで私を導き、支えてくださったすべての皆様に、心より深く感謝申し上げます」
文化功労者は、日本において文化の向上発達に関し特に功績顕著な者を指す称号で、文化功労者年金法に定められる。文化人にとっては文化勲章に次ぐ栄誉と位置付けられる。受章者数は年間20人程度で終身、政令で定められた350万円の年金が支給される。文化勲章受章者は原則として、前年度までの文化功労者から選出される。
▼JLPGA小林浩美会長による祝辞コメント
このたびは、栄えある文化功労者のご選出、心よりお祝い申し上げます。岡本プロの国内ツアーでの抜きん出た実績はもちろん、米国女子ツアーにおいては、日本人として初めて年間通して長い間、フル参戦した大先輩であり、米ツアー17勝という記録は、後続選手のトップとして輝いています。
長年にわたって日本女子プロゴルフ界に貢献され、また、プロスポーツ界の中で、グローバルに女性活躍を大きく牽引した1人だと強く感じます。私達にとっても大変栄誉であり、誇りです。これまでの歩みに深く敬意を表しますとともに、ますますのご活躍をお祈り申し上げます。
(THE ANSWER編集部)
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