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慶大に現れたケニア留学生の“秘密兵器” 39歳学生に東大院生も…「10.17」箱根予選会45校に多彩な顔ぶれ

関東学生陸上競技連盟は17日に東京・立川市内で行われる箱根駅伝予選会のエントリーを5日、発表した。45チームが出場。東京農業大・前田和摩(4年)、東洋大・松井海斗(3年)ら有力ランナーに加え、多彩な顔ぶれが名を連ねた。埼玉大は昭和生まれの「若中年ランナー」、慶応大は今秋入学したケニア出身の“秘密兵器”がエントリーした。

箱根駅伝予選会(2025年撮影)【写真:徳原隆元】
箱根駅伝予選会(2025年撮影)【写真:徳原隆元】

「THE ANSWER 陸上PLUS|NEWS」 箱根駅伝予選会

 関東学生陸上競技連盟は17日に東京・立川市内で行われる箱根駅伝予選会のエントリーを5日、発表した。45チームが出場。東京農業大・前田和摩(4年)、東洋大・松井海斗(3年)ら有力ランナーに加え、多彩な顔ぶれが名を連ねた。埼玉大は昭和生まれの「若中年ランナー」、慶応大は今秋入学したケニア出身の“秘密兵器”がエントリーした。

 予選会で注目の1人が、学生最後の箱根路を目指す前田だ。2024年日本選手権1万メートルでは27分21秒52をマークした学生長距離界屈指のランナー。1年時の2023年予選会では日本人トップの快走を見せた。

 21年ぶりに予選会へ回った東洋大からは、今年の箱根駅伝1区で区間3位と好走したエース松井ら主力が順当にエントリー。昨年の予選会で通過ラインの10位だった立教大にわずか17秒届かず11位だった法政大は、主将の野田晶斗(4年)らが2年ぶりの本大会復帰を目指す。

 国立勢には「若中年ランナー」もエントリーしている。

 埼玉大4年の牧野冴希は、1987年10月12日生まれ。昭和62年生まれで、レース5日前に39歳を迎える。浦和実業高(埼玉)の出身。1度は駅伝の強豪大学に進学したが、途中で退部。市民ランナーとして競技を継続し、2022年に34歳で埼玉大へ入学し、“2度目の大学生活”を送っている。1万メートル32分46秒17が資格記録となっている。

 また東京大大学院からは、1994年5月15日生まれの沢津橋雅裕がエントリーした。博士課程2年の32歳。浦和高(埼玉)出身で、1万メートル33分29秒83を資格記録に持つ。

 慶応大には1年生でケニア出身の留学生が登録された。名はロソ・クリントンレマション。2007年5月4日生まれの19歳だ。「M-PESA Foundation Academy」出身。資格記録は1万メートル32分51秒16だが、ポテンシャルは未知数。クリントンレマションが記した慶大競走部のブログによると、英語で学ぶ「GIGAプログラム」の入試で合格し、今秋に入学した。ケニアでは高校の4年間、陸上に取り組み、キャプテンも務めていたという。

 また明治学院大は2021年東京五輪の男子マラソン代表・中村匠吾監督が就任して初めての箱根駅伝予選会となる。日本体育大は79年連続の出場が懸かる。

 箱根駅伝予選会は各チーム最大12人が出走し、ハーフマラソン(21.0975キロ)を走る。上位10人の合計タイムで上位10校が本大会の切符を獲得。東京・立川市の陸上自衛隊立川駐屯地をスタートし、国営昭和記念公園がゴールとなっている。

(THE ANSWER編集部)



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