「たまにゾッと」全英女王・桑木志帆、ギャラリー“撮影OK”ルールに苦笑い「令和だなって(笑)」
全英女子OPで強風経験「これくらいはそよ風」
この日の午前スタート組は「強めの風」に悩まされていた。晴天が2日続いてグリーンは徐々に硬くなっている。ただ、桑木は全英女子オープンで強風の中でのプレーを経験していたことで、頭の中で「これくらいはそよ風」と繰り返し、平常心を保っていた。
そして、グリーン上では丁寧に歩測。1歩を1メートル、靴の1足分を30センチと計算するからこそ、取材陣に「10.4メートル」「9.1メートル」「8.1メートル」と言い続けた。
文字通り、安定感のあるプレーを見せ続けたが、コース上では黄色と黒色でデザインされたウェアで目立ち続けた。ギャラリーからは「かっこいい」「阪神カラーや」の声が上がっていたが、桑木にはありがたい反応だった。
「それは良かったです。やっぱり、目立ってなんぼですから」
首位で通算8アンダーの阿部未悠とは4打差だが、桑木は残り2日に向けて「明日からツーサムですし、お客さんもいっぱい入ると思うんでワクワクしかありません。どんどんバーディーを獲って盛り上げたいなと思います」と言った。日本人7人目(8度目)の海外メジャー優勝者となって経験した重圧は既に乗り越え、この2日間は「心も体も疲れていない」とも言った。
取材対応後は食事、練習を済ませて小楠和寿トレーナーととも兵庫県内のジムへと向かった。プロ野球界のレジェンド・イチローさんが今も続けている初動負荷のトレーニングをするためだ。
「これをすることで、スイングの切り替えしの感覚が良くなる効果を得られています。ストレッチ効果もあります」(小楠氏)
時間も有効に使い、同一年3人目の国内外メジャー制覇を目指すのみだ。
(柳田 通斉 / Michinari Yanagida)
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