バレー部に入るはずが…「半ば強制」で陸上→日本代表へ 32年前の母に続く親子2代アジア大会入賞――青木穂花
転機は中学入学後…「姉と陸上部の先生に呼ばれて」
「小学生の頃はバレーボールをやっていたので、(中学も)バレー部に入ろうと思っていて、体験入部もしていたのですが……。姉が中学で陸上部だったので、姉と陸上部の顧問の先生に呼ばれて、『姉も速いなら、妹も速い。入れ』みたいな感じで言われて、陸上部に入りました。なので、始めたきっかけは、半ば強制だったのですけど、結果的に陸上部で良かったです(笑)」
筑紫女学園高(福岡)で2年次にインターハイ準優勝。青山学院大では、3、4年時に日本インカレで5位に入った。実業団3年目の今季に急成長を遂げた。昨季まで56秒93だった自己ベストは、今や55秒92。前半を余裕を持って入ることで後半もペースを落とさないレース展開を身につけ、6月の日本選手権を初制覇した。母子2代でのアジア大会出場を決めた。
初めて日の丸を背負った今大会。予選は56秒46の1組3着で通過したが、メダルを目指した決勝は壁に阻まれた。伸び盛りの25歳は「今後はもっと上を見て、練習に取り組みたい」。もし、あのままバレーボールをやっていたら……たどり着かなかったかもしれないアジアの祭典。その舞台に立ち、さらに上を目指す思いは強くなった。アジアの表彰台からの景色を、これからも目指していく。
(取材=寺田 辰朗 / 構成=THE ANSWER編集部)
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