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ギネスVS現役看護師― 英マラソンで起きた“ナース服論争”に世界中が注目

英BBC、米NYタイムズ紙などメディアでも続々と報道

 アンダーソンさんVSギネス――。この異色の対決に注目したのは英公共放送BBCだった。「ロンドン・マラソン:規定の服を着なかったため記録が認められなかったとナースが語る」と題して報道した。

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 記事によると、ギネス公式はアンダーソンさんに対し、なぜ記録として認められないかについて「この記録を取得するためには、青か白のナース服に白のピナフォアエプロン、そして伝統的なナースキャップがナースの制服として含まれていないといけません。タイツは任意です」と説明したのだという。

 ギネス側が認めるナース服とは、現代では絶滅状態にあるエプロン型のもの。いわゆる世間一般にイメージされているナース服とは程遠いものだったのだ。

 なんとも時代錯誤なギネス側の主張だが、米紙「ニューヨークタイムズ」でも「ナースのロンドンマラソン記録が却下、規定の服を着ていないため」と報道されている。

 現役の看護師たちも黙ってはいられなかった。ツイッター上で「#whatnurseswear」のハッシュタグが発生、多くの看護師が自分たちの着ている服をツイート。“ナース服論争”がまさに世界中に拡散していったのだ。

 こうした中で、今月4日にギネス世界記録公式サイトが公式な声明を発表した。

「ギネス世界記録は平等とインクルーシブの課題をとても真剣に考えています。その試みや、ナース服での最速マラソン記録のカテゴリー、そして我々が優先事項として取り組む関連するガイドラインについて、早急な見直しの必要性を我々が認識していることを全ての関係者に対して保証します」

 プレスリリースにこうつづっており、ナース服の規定の見直しを示唆している。アンダーソンさんの訴えが届いた格好となった。

 このままアンダーソンさんの記録がギネスに認定されるのか。“ナース服論争”は南半球メディアでも報道されるなど、まさに世界的な注目を集めている。

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