JLPGAによるチャレンジ企画

　女子ゴルフのルーキー・青木香奈子（マイナビ）は今週、5日に開幕する下部ツアー、プレナスレディースカップに出場する。日本女子プロゴルフ協会（JLPGA）は人気チャレンジ企画に挑戦する映像を公開。思わぬ苦戦に大慌てとなった。

　どうしてもうまくいかなかった。青木が挑戦したのは、アイアンでボールを落とさずにリフティングしながら、その間に出された質問に答えていく恒例の人気企画「リフティングチャレンジ」。JLPGA公式インスタグラムに「開始早々、衝撃が走る…！？」と記して投稿された動画内で、青木は挑戦前に「自信ありますか？」と問われ「ありません……」と苦笑していた。

　自信のなさがそのまま表れたのか、スタート直後からバランスを崩し「あ、あ、ちょっと待って！　ちょっと待って！」と繰り返した青木。そのままボールは転げ落ち、開始1秒で、質問に答えることなくチャレンジは終了。周囲のスタッフも爆笑した。

　これには思わず1本指を立てながら、「もう1回いいですか？」とおねだりして再挑戦。名前や出身地・宮崎の良さなどを答えていったが、5問目の「ゴルフを始めたきっかけは？」という質問に対し、「おじいちゃんが勧めてくれた」と答えきる途中でまたも失敗。4問という記録に首をかしげながら「みんな凄いんだけど……」と笑った。

　3度目の挑戦でも記録を伸ばせず、結局3度挑戦して計7問という結果に「めちゃめちゃ難しい。なんかよくわかんなくなってきました」と赤面した青木。同じルーキーの吉田鈴は10問、過去に挑戦した尾関彩美悠は19問回答していただけに、「みんな尊敬します。今まで見てきてやりたいとは思っていたんですけど、ちょっと厳しかったのでまた出直してきます」と、反省していた。

　青木は昨年11月に6度目の挑戦でプロテストに合格。プロデビュー戦となった3月のVポイント×SMBCレディスで13位に入ると、4月にはステップ・アップ・ツアーの大王海運レディスオープンで初優勝。持ち前の明るさと華やかさで、瞬く間にスポンサーのオファーが殺到し、デビュー前に9社と契約するなど人気が急上昇している。