北京五輪に15歳で出場

　15歳で2022年の北京五輪に出場したフィギュアスケートのカミラ・ワリエワ（ロシア）が4月26日に19歳の誕生日を迎えた。現地2日に祝福される様子を自身のインスタグラムで公開。海外ファンから「品格がありエレガントだ」と反響が寄せられている。

「19」の形の風船が飾られた屋内には、大量のプレゼントが置かれている。ワリエワは、写真が貼られたノートのようなものを持って笑みを浮かべた。キャンドルに火が灯されたケーキが運ばれると、肩だしドレス姿のワリエワは、火を吹き消して一口パクリ。拍手をして楽しげだ。

　ワリエワは自身のインスタグラムに実際の写真と動画を公開。文面に「スイートな19歳」と記した投稿には、海外ファンから「エレガントで品格があり美しい」「星よりも明るく輝いている！」「目標が達成されますように」「幸せになってね」「多くの成功と祝福がありますように」などとコメントが寄せられている。

　ワリエワは、北京五輪期間中にドーピング問題が発覚し、4年間の出場停止処分を受けた。その後、国際スケート連盟（ISU）は北京五輪フィギュアスケート団体で1位だったロシア・オリンピック委員会（ROC）のワリエワ個人の成績のみを取り消すことを発表。銀メダルだった米国が金メダルに、銅メダルだった日本が銀メダルに繰り上がり、ROCは総合得点54で銅メダルになった。