国内ツアー・富士通レディース

　女子ゴルフの国内ツアー・富士通レディースは14日、千葉・東急セブンハンドレッドC（6697ヤード、パー72）で2日目が行われた。今季限りでの日本ツアー引退を表明しているイ・ボミ（韓国）は1バーディー、5ボギー、1ダブルボギーの78で回り、通算10オーバーで予選落ちとなった。来週のNOBUTA GROUP マスターズ GC レディース（兵庫・マスターズGC）が日本ツアーでの引退試合。「1打1打を本当に最後と思ってやるしかない」とした。

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　アウトスタートのボミは、16番パー5でこの日唯一のバーディーを奪うも、続く17番パー3でボギーを叩くなど波に乗れず。6番パー4は痛恨のダブルボギーとなった。

　これが関東では最後の試合。「スイングも迷っていて、いいゴルフを見せられなかったけれど、一生懸命頑張れました。来週のためにまた練習して、絶対決勝ラウンドで良いゴルフを見せたい」と引退試合へ向けて決意を口にした。

　苦しいラウンドだったが「大丈夫だよ」と声をかけてくれるギャラリーに支えられた。「また頑張ろうという気持ちを18ホール続けて頑張って来れました」。次週のラストマッチを少しでもいい状態で迎えるために、気持ちも切り替える。

　2015年に7勝で国内男女両ツアー史上最高賞金額（2億3049万7057円）で日本ツアー賞金女王に輝き、翌16年も2年連続で賞金女王となった。ツアー通算21勝を誇る35歳にも、日本のキャリアの終わりが近付いている。「今日の夜からちゃんと寝られるか心配もあるけど、これからはスイングのことは迷わない方がいいと思って、1打1打を本当に最後と思ってやるしかない。ちょっと運も欲しいし、良いことだけを思い出して頑張りたい」と意気込んだ。