ドラフト全体1位のビクター・ウェンバンヤマと殿堂入り選手の身長差に注目

　米プロバスケットボール（NBA）は24日（日本時間25日）の開幕に向け、プレシーズンマッチが行われている。注目を集めるのが、6月に行われたドラフトで全体1位指名を受けたスパーズの19歳ビクター・ウェンバンヤマ。身長224センチの長身で、横に並ぶと2メートルを超えるレジェンドすら小さく見えてしまうようだ。米メディアが紹介した写真に、「レジーが身長160センチに見えるぞ」「尻が背中についてるなんてクレイジーだ」と驚愕する米ファンのコメントが集まった。

　2メートル超えの大男さえ、小さく見えてしまう。ウェンバンヤマが並んだのは、5度のNBAオールスター出場、3度のオールNBA選出を誇る殿堂入りのレジェンド、レジー・ミラー氏だった。背中合わせで立っているが、身長201センチのミラー氏の頭はウェンバンヤマの首元に届かないほど。足の長さも際立っており、ウェンバンヤマの腰はミラー氏の背中あたりに位置している。

　ミラー氏が自身のインスタグラムにウェンバンヤマとの“背比べ写真”を投稿。子供から「パパ、ビクター・ウェンバンヤマと背中合わせに立ってみて。パパがどれだけ小さいか分かるように」と言われたことを明かし、「みんなのために明確にしておくと、私は6フィート7インチ（約201センチ）だ」と綴った。

　米ファンからは「人間どうやったらここまでデカくなるんだ」「靴のサイズの違いも見てよ！」「いつから201センチが小さくなったんだ」「彼は1フィート（約30.5センチ）高く見える」「どうやったらこんなことがあり得るんだ（笑）」「これで私たちの気持ちが分かっただろ」と言ったコメントが寄せられた。

　米放送局「TNT」のNBA専門インスタグラムも「身長201センチのレジー・ミラーが身長224センチのウェンビーと並んで立つ」と記して、画像を引用投稿。感覚を狂わせるツーショットに米ファンから驚愕の声が集まった。

「尻が背中についてるなんてクレイジーだ」
「レジー、君は小さすぎるぜ」
「ウェンビーの腕はほぼレジーの身長と同じ長さじゃないか」
「Wow」
「俺だったら尻くらいの高さだろうな」
「レジ―が身長160センチに見えるぞ」

　ウェンバンヤマはここまでプレシーズンマッチ2試合に出場。デビュー戦となった9日（同10日）のサンダー戦では19分の出場で20得点5リバウンド1ブロック、13日（同14日）のヒート戦では23分の出場で23得点4リバウンド3ブロックを記録している。