ほけんの窓口レディース初日

　女子ゴルフの国内ツアー・ほけんの窓口レディースが13日、福岡CC和白C（6299ヤード、パー72）で開幕した。ツアー通算4勝の原英莉花（NIPPON EXPRESSホールディングス）はバーディー発進。雨中のラウンドで好スタートし、日本女子プロゴルフ協会（JLPGA）が動画を公開した。

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　原が幸先のいいスタートを切った。パー5の1番。傘を差すギャラリーが見守る中、第3打をピンまで約3メートルにつけた。慎重にパットを放ち、濡れたグリーンを転がったボールはカップイン。ギャラリーの応援に右手を軽く振って応えた。

　JLPGA公式ツイッターはバーディー動画を公開した。原は1998年度生まれの黄金世代で、国内メジャー2勝を含む通算4勝の23歳。しかし、今季は出場8戦でトップ20に一度も入っていない。前週は予選落ちを喫した。大会前には、高校時代の友だちに髪を5センチほど切ってもらって出場。開幕前日に「頭の中ではボヤーンとしている。でも、それがスッキリしそうなので、待っていてください」と復活を待つファンへ決意を口にしていた。

　今大会は恒例のベストスマイル賞（30万円）、ベストドレッサー賞（20万円）が設定されており、ギャラリーのウェブ投票で選出。昨年、原はベストドレッサー賞に初めて輝き、“連覇”が期待される。

　4番でもバーディーを奪い、暫定7位につけている。