リゾートトラストレディス最終日

　女子ゴルフの国内ツアー・リゾートトラストレディスは29日、セントクリークGC（6605ヤード、パー72）で最終日が行われた。3打差の5位で出た大里桃子（伊藤園）は2バーディー、2ボギーの72で回り、通算6アンダーで2位となった。優勝した勝みなみ（明治安田生命）に3打及ばなかったが、直近5戦で優勝1度、2位4度と絶好調。試合後の会見では「ミス・メイ（5月）でした」と笑った。

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　大里は前半パープレーが続き、9番でこの日最初のバーディー。後半は2つボギーを叩いたが、上位選手がスコアを崩す中で粘りのゴルフを続けた。5月はほけんの窓口レディースで、ささきしょうことのプレーオフを制してツアー通算2勝目を挙げるなど、直近5戦で優勝1度、2位4度と絶好調だ。

　会見で5月の好調を質問されると「はい、ミス・メイでした」と笑顔。ミス・メイと称されていた記事を見ていたようで「（今大会が）終わってから言おうと思ってました」と話した。ただ「リカバリー率が悪い。そこを何とかしたい」と課題も口にした。

　いい流れで6月に突入する。渋野日向子、畑岡奈紗、優勝した勝ら逸材が揃う1998年度生まれの1人。「ミス・ジューン（6月）になれるように頑張ります」と意気込んだ。