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井上尚弥、グラスゴーの衝撃から2年 ロドリゲス陣営暴挙をWBSS回想「やりすぎた結末」

ボクシングのWBAスーパー&IBF世界バンタム級統一王者の井上尚弥(大橋)は2018ー19年に行われたワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)バンタム級大会で優勝を果たした。WBSS公式サイトでは英国初上陸となった準決勝の前に起きた“トレーナー小突き事件”に再脚光。モンスターを怒らせたエマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)の結末を振り返っている。

2019年5月、WBSS準決勝で井上尚弥(左)はエマヌエル・ロドリゲスを破った【写真:Getty Images】
2019年5月、WBSS準決勝で井上尚弥(左)はエマヌエル・ロドリゲスを破った【写真:Getty Images】

2019年の準決勝前の騒動にWBSS「ロドリゲスを罰した」

 ボクシングのWBAスーパー&IBF世界バンタム級統一王者の井上尚弥(大橋)は2018ー19年に行われたワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)バンタム級大会で優勝を果たした。WBSS公式サイトでは英国初上陸となった準決勝の前に起きた“トレーナー小突き事件”に再脚光。モンスターを怒らせたエマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)の結末を振り返っている。

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 2019年5月18日、英スコットランド・グラスゴーの「SSEハイドロ」で行われた準決勝。井上は当時無敗のIBF王者ロドリゲスと激突した。あれから2年が経過し、WBSS公式サイトでは「やり過ぎた結末 イノウエは父親に関する騒動を巡り、ロドリゲスを罰した」との見出しで、試合前の出来事を振り返っている。

「試合前の公開練習で衝突があった。チームイノウエとチームロドリゲスの間で相当な緊張感が生まれた。父親でトレーナーのシンゴ・イノウエはロドリゲスの練習をスマートホンで撮影していた。すると、ロドリゲスのトレーナーのウィリアム・クルスは、これ以上のビデオ撮影を阻むためにシンゴ・イノウエを突き飛ばしたのだった」

 記事では、クルス氏が「これは戦争だ。我々の勝利で終わるだろう。人々はモンスターがイノウエではなく、ロドリゲスであることを土曜に知るだろう」などと豪語していたことも伝えている。

 試合は2回に3度のダウンを奪った井上が勝利を収めた。「ナオヤ・イノウエは“小突き事件”が発生した際に、その場に居合わせなかった。だが、この騒動が彼に凄まじいダメージを与える刺激となった」と振り返っている。

(THE ANSWER編集部)

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