ラプターズと本契約した渡邊にファン「誇りに思うよ」

　米プロバスケットボール（NBA）のラプターズは19日、渡邊雄太と本契約したことを発表した。一定期間NBAでプレーできるツーウェー契約だったが、これで常時NBAの試合に出場が可能となる。ラプターズ公式ツイッターは、渡邊が契約書にサインする動画を公開。悲願達成の瞬間に、現地ファンからは「泣きました」「誇りに思うよ」と感動のコメントが寄せられている。

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　夢が実現した。18日（日本時間19日）のサンダー戦後のようだ。肩に荷物を掛けたTシャツ姿の渡邊は、スーツを着たボビー・ウェブスターGMと笑いながら言葉を交わすと、一室へ通された。テーブルには契約書らしき紙が何枚か置かれている。「ここにサインして」と言われた渡邊は、ペンを左手で持ちサインした。念願だった本契約を掴んだ瞬間だ。

　ウェブスターGMと、右手でがっちり握手をし「Thank you so much」と感謝を伝えた渡邊。ラプターズは「瞬間：夢が現実になる」と文面につづって渡邊が契約書にサインする実際の映像をツイッターに公開。現地ファンからは「ユウタ、おめでとう」「泣きました」「幸せな気持ちになる」「誇りに思うよ」「これからも活躍してくれよ」「感動のシーン」「彼がチームにもたらすエネルギーが大好き」「ラプターズは幸運だよ」「本契約に値するよ」とコメントが寄せられている。

　渡邊は、2018年にグリズリーズとツーウェー契約を結び、NBAデビュー。今季からラプターズに加入し、ここまで39試合に出場。16日（日本時間17日）のマジック戦ではキャリアハイの21得点を記録するなど、直近3試合では2ケタ得点をマークしていた。