試合終了間際にコートに座り込み抗議、米ファン「情熱的だ」

　米大学男子バスケボールの試合で発生した退場劇が注目を集めている。9日（日本時間10日）の全米大学体育協会（NCAA）、テキサス工科大学とウエストバージニア大学の一戦。試合終了間際の判定に対してテキサス工科大のヘッドコーチ（HC）が怒り心頭。大暴れの抗議の末に退場となった。実際の映像を米メディアが公開。現地のファンから「見ていて面白い」などと笑いを誘っている。

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　怒りが抑えきれなかったようだ。第4クォーター（Q）残り23秒で時計が止まった、テキサス工科大が71-77と6点ビハインドの場面だ。テキサス工科大のクリス・ビアードHCが何やら審判に向かて怒鳴っている。さらにはコートに座り込み、タイムアウトの仕草を見せながら抗議を続けた。これに対して審判がテクニカルファウルをコール。ビアードHCは退場となった。

　それでも怒りの収まらないビアードHCは抗議続行。チームスタッフになだめられながらも怒鳴り散らす姿に、会場は騒然とした雰囲気に。最後は小走りでコートを後にした。

　実際の映像を米スポーツ専門局「ESPN」の番組「スポーツセンター」公式ツイッターが「テキサス工科大のヘッドコーチ、クリス・ビアードは審判と言い争いになり、退場させられた」とつづって公開。米ファンからは「情熱的だ」「彼はちょっと壊れちゃったな」「見ていて面白い」「大爆笑」「映像を最後まで見てみて」「ノーマスクだけど怒っている」「最高だ」などと笑いを誘っていた。