[THE ANSWER] スポーツ文化・育成&総合ニュースサイト

コラムの記事一覧

  • 国立大で「柔道が好き」と思えた 30歳角田夏実、パリ五輪内定に導いた出会いと“4kg減”の決断

    2023.07.01

    1年後の2024年パリ五輪へ向けて、6月29日に日本の注目競技の1つである柔道で4選手に史上最速の代表内定が出された。東京五輪の金メダリストである男子66キロ級の阿部一二三(パーク24)と女子52キロ級の阿部詩(パーク24)の兄妹、女子70キロ級の新添左季(自衛隊)、そして女子48キロ級の角田夏実(SBC湘南美容クリニック)だ。

  • 世界が称賛する前人未到のキャリア 車いすテニス界レジェンドの原点(GROWINGへ)

    2023.06.30

    「スポーツから学ぶ、成長のヒント」GROWING byスポーツくじ。今回は、4大大会(全豪オープン・全仏オープン・ウィンブルドン・全米オープン)で歴代最多の50勝(シングルス28勝、ダブルス22勝)を挙げ、パラリンピックでは4個の金メダル(シングルス3個、ダブルス1個)を獲得するなど長年にわたって車いすテニス界の第一人者として活躍された国枝慎吾氏が登場する。史上最高のテニスプレーヤーの一人として称される、かのロジャー・フェデラーも一目置くレジェンドは今年1月、世界中に惜しまれながらコートを去った。9歳で車いす生活となった少年は、どのように車いすテニスと出会い、その後、前人未到のキャリアを築くことになったのか。前編では、最強の男の原点を探る。

  • なぜ、水野晃樹はオシムに愛されたのか コーチを咎めた「分からずに叱るな」の言葉にあった答え

    2023.06.29

    競争の激しいプロサッカーの世界で、20年以上にわたってキャリアを積み重ねられるのは限られた選手にのみ与えられる栄誉だ。今季からJ3のいわてグルージャ盛岡に所属する37歳の元日本代表MF水野晃樹も、2004年に高卒ルーキーとしてJリーグデビューを果たして以来、プロサッカー選手として20年目のシーズンを戦っている。だが、その道のりは決して平坦なものではなかった。名将イビチャ・オシムからの寵愛を受けて飛躍するも、初の海外移籍で挫折を味わい、度重なる膝の怪我にも悩まされた。苦難を乗り越えながら駆け抜けた日々に、何を感じ、どんな答えを見つけてきたのか。

  • 高校3年間の部活を「楽しかった」と振り返れるか 知日家ドイツ人が伝えたい勝利より大切なこと

    2023.06.27

    サッカー・Jリーグで横浜フリューゲルスや浦和レッズなど、4クラブの監督を務めたゲルト・エンゲルス氏は、1993年のプロ化以降、日本サッカーの急速な発展を当事者として見続けてきたドイツ人指導者だ。しかも初来日した当初は滝川第二高校サッカー部のコーチを務め、近年は女子サッカーの強豪INAC神戸レオネッサを率いるなど、Jリーグ以外の日本サッカーの姿も熟知している。

  • 井岡一翔、無用な騒動に掻き消されたもの 日本人屈指の魅力だからこそ「もったいない」

    2023.06.26

    ボクシングのWBA世界スーパーフライ級新王者・井岡一翔(志成)が25日、世界王座返り咲きから一夜明け、都内の所属ジムで会見した。前夜は東京・大田区総合体育館で行われ、前王者ジョシュア・フランコ(米国)に3-0の判定勝ち(115-113、116-112×2)。試合前は大麻成分検出の騒動、相手の2.9キロの体重超過が物議を呼んだ。リングでは34歳の高い技術力が光っただけに、もったいないと思わせる一戦だった。(文=THE ANSWER編集部・浜田 洋平)

  • 「お前はジダンのつもりか!?」 月給9万の高卒1年目、水野晃樹が名将オシムに出会えた幸運

    2023.06.25

    競争の激しいプロサッカーの世界で、20年以上にわたってキャリアを積み重ねられるのは限られた選手にのみ与えられる栄誉だ。今季からJ3のいわてグルージャ盛岡に所属する37歳の元日本代表MF水野晃樹も、2004年に高卒ルーキーとしてJリーグデビューを果たして以来、プロサッカー選手として20年目のシーズンを戦っている。だが、その道のりは決して平坦なものではなかった。名将からの寵愛を受けて飛躍するも、初の海外移籍で挫折を味わい、度重なる膝の怪我にも悩まされた。苦難を乗り越えながら駆け抜けた日々に、何を感じ、どんな答えを見つけてきたのか。第2回では清水商からギリギリでプロ入りを果たした水野が、今も忘れられないイビチャ・オシム監督からの叱責や練習中の光景を振り返った。(取材・文=小宮 良之)

  • スポーツ賭博が子どものスポーツに与える影響 5年で31兆円超が賭けられた米国の恩恵と問題点

    2023.06.25

    「THE ANSWER」がお届けする、在米スポーツジャーナリスト・谷口輝世子氏の連載「Sports From USA」。米国ならではのスポーツ文化を紹介し、日本のスポーツの未来を考える上で新たな視点を探る。今回は「スポーツ賭博が子どものスポーツに与える影響」について。

  • 井岡一翔、全てを語った4分14秒の本音 大麻成分検出の大騒動「そこは履き違えないでほしい」

    2023.06.24

    ボクシングのWBA世界スーパーフライ級(52.1キロ以下)タイトルマッチ12回戦が24日、東京・大田区総合体育館で行われ、同級6位・井岡一翔(志成)が前王者ジョシュア・フランコ(米国)に3-0の判定勝ち(115-113、116-112×2)した。試合前は井岡の大麻成分検出騒動、フランコの体重超過による王座剥奪とゴタゴタ続き。大きな物議を呼んだ中、試合後は自身の話題について、ファンやメディアも含め「そこは履き違えないでほしい」と4分14秒に渡って本心を語った。戦績は34歳の井岡が30勝(15KO)2敗1分け、27歳のフランコが18勝(8KO)2敗3分け1無効試合。(観衆3617人)

  • 「速いけど技術が足りない」の評価は日本のみ ドイツ人指導者が指摘、突出した個性を阻む価値観

    2023.06.22

    サッカー・Jリーグで横浜フリューゲルスや浦和レッズなど、4クラブの監督を務めたゲルト・エンゲルス氏は、1993年のプロ化以降、日本サッカーの急速な発展を当事者として見続けてきたドイツ人指導者だ。しかも初来日した当初は滝川第二高校サッカー部のコーチを務め、近年は女子サッカーの強豪INAC神戸レオネッサを率いるなど、Jリーグ以外の日本サッカーの姿も熟知している。

  • 名門・清水商の練習は「地獄」 高校まで無名の水野晃樹、挫折から這い上がったプロ人生の原点

    2023.06.20

    競争の激しいプロサッカーの世界で、20年以上にわたってキャリアを積み重ねられるのは限られた選手にのみ与えられる栄誉だ。今季からJ3のいわてグルージャ盛岡に所属する37歳の元日本代表MF水野晃樹も、2004年に高卒ルーキーとしてJリーグデビューを果たして以来、プロサッカー選手として20年目のシーズンを戦っている。だが、その道のりは決して平坦なものではなかった。名将からの寵愛を受けて飛躍するも、初の海外移籍で挫折を味わい、度重なる膝の怪我にも悩まされた。苦難を乗り越えながら駆け抜けた日々に、何を感じ、どんな答えを見つけてきたのか。第1回ではプロでの成功の土台が築かれた、名門高校時代の原点を追った。(取材・文=小宮 良之)

  • 女子ゴルフ界で語り継がれる片手チップイン 岩井明愛、頭の中の「こんな感じ」を体現するセンス

    2023.06.19

    女子ゴルフの国内ツアー・ニチレイレディス(千葉・袖ヶ浦CC新袖C)は、山下美夢有(加賀電子)の今季4勝目、ツアー10勝目で幕を閉じた。双子の姉・岩井明愛(Honda)は3打差の2位で、妹・岩井千怜(Honda)は5打差の3位。ツアー史上初の姉妹で最終日最終組を回り、大会を大いに盛り上げた。特に8番パー4で、明愛が決めた“片手チップイン”は、今後も語り継がれるミラクルショット。彼女のセンス、運動能力の高さを周囲の証言を基に解説する。(取材・文=柳田通斉)

  • 世代最注目だった安田祐香、22歳の現在地 過酷さ知るプロ4年目、手応えの裏に「自信と不満」

    2023.06.19

    女子ゴルフの国内ツアー・ニチレイレディス最終日が18日、千葉・袖ヶ浦CC新袖C(6621ヤード、パー72)で行われた。27位から出た安田祐香(NEC)は4バーディー、ボギーなしの68で回り、14位に浮上して大会を終えた。今季は4月のフジサンケイレディスで2位に入るなど、昨季を超えるトップ10入り3度を既にマーク。実力者が揃う2000年度生まれの“プラチナ世代”で、アマチュア時代から「逸材」と期待された存在。初優勝を目指す22歳に、昨季までとの違いと手応えを聞いた。(取材・文=THE ANSWER編集部・宮内宏哉)

  • 山下美夢有、ボランティアにも礼を尽くす女王の流儀 根本にある「一番怒られた」少女時代の記憶

    2023.06.19

    女子ゴルフの国内ツアー・ニチレイレディス最終日が18日、千葉・袖ヶ浦CC新袖C(6621ヤード、パー72)で行われた。首位で出た山下美夢有(加賀電子)が3バーディー、ボギーなしの通算17アンダーで今季4勝目をマークした。ツアー通算10勝目は、3日間首位を譲らない完全優勝。その裏に、ボランティアやコースにまで感謝を忘れない礼儀正しい振る舞いがあった。(文=THE ANSWER編集部・宮内 宏哉)

  • 「ムカつくこともあったけど…」 マナーに厳しかった父へ、山下美夢有が誓った「絶対に勝つ」

    2023.06.18

    女子ゴルフの国内ツアー・ニチレイレディス最終日が18日、千葉・袖ヶ浦CC新袖C(6621ヤード、パー72)で行われた。首位で出た昨季年間女王・山下美夢有(加賀電子)が3バーディー、ボギーなしの69で回り、通算17アンダーで今季4勝目、ツアー通算10勝目を飾った。昨年は母の日に、今年は父の日にも優勝。会場に駆け付けた父でコーチの勝臣さんは「たまたまですよ」と言いつつ、孝行娘が強くいられる理由を明かした。(取材・文=柳田通斉)

  • ラグビーが「難しくなっている」 1試合で6回のTMO、リーグワン名勝負から考える最適な運用法

    2023.06.18

    日本のラグビーシーンはリーグワンが5月20日の決勝戦で幕を閉じ、6月12日から日本代表合宿がスタートするなど、ファンの関心も9月に開幕するワールドカップ・フランス大会へと移っていく。2シーズン目を終えたリーグワンは、初優勝を遂げたクボタスピアーズ船橋・東京ベイの躍進や、代表入りも果たした新人賞のCTB(センター)長田智希(埼玉パナソニックワイルドナイツ)、相手防御を最も突破したベストラインブレーカー賞を獲得したWTB(ウィング)木田晴斗(S東京ベイ)ら若い力が熱戦を盛り上げた一方で、準決勝のS東京ベイVS東京サントリーサンゴリアスでは、終了目前のあわや逆転というプレーがTMO(テレビジョン・マッチ・オフィシャル)と呼ばれるビデオ判定によって「ノートライ」となった。

  • 「3人プロを出し97人犠牲」では意味がない 高校サッカーの“見落とし”にドイツ人指導者が警鐘

    2023.06.16

    サッカー・Jリーグで横浜フリューゲルスや浦和レッズなど、4クラブの監督を務めたゲルト・エンゲルス氏は、1993年のプロ化以降、日本サッカーの急速な発展を当事者として見続けてきたドイツ人指導者だ。しかも初来日した当初は滝川第二高校サッカー部のコーチを務め、近年は女子サッカーの強豪INAC神戸レオネッサを率いるなど、Jリーグ以外の日本サッカーの姿も熟知している。

  • 新スタジアム誕生で30年の歴史に幕 「老朽化は否めない」広島ビッグアーチに抱く複雑な心情

    2023.06.14

    サッカー・Jリーグは今年、開幕30周年を迎えた。国内初のプロサッカーリーグとして発足、数々の名勝負やスター選手を生み出しながら成長し、1993年に10クラブでスタートしたリーグは、今や3部制となり41都道府県の60クラブが参加するまでになった。この30年で日本サッカーのレベルが向上したのはもちろん、「Jリーグ百年構想」の理念の下に各クラブが地域密着を実現。ホームタウンの住民・行政・企業が三位一体となり、これまでプロスポーツが存在しなかった地域の風景も確実に変えてきた。

  • 女子ゴルフ完全V岩井千怜、驚異のメンタルを62歳コーチが解説「中3の時、タイで経験したこと大きい」

    2023.06.12

    女子ゴルフの国内ツアー・宮里藍サントリーレディス(兵庫・六甲国際GC)は11日、20歳の岩井千怜(Honda)の優勝で幕を閉じた。大会記録となる通算23アンダーをマークし、今季2勝目&ツアー通算4勝目。2位に5打差をつけ、初日から首位を譲らない完全優勝となった。大会後、千怜と双子の姉・明愛(Honda)は既に出場権を手にしていた7月の全米女子オープンに続き、8月のAIG全英女子オープンの出場権も獲得。埼玉・毛呂山町の練習場リンクスゴルフクラブで朗報を知った2人のコーチ・62歳の永井哲二さんは「もう、すごすぎて僕の気持ちが追いつきません」と笑いつつ、千怜のメンタルが強くなったきっかけなどを明かした。(取材・文=柳田通斉)

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