コラムの記事一覧
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日本の野球用具職人に米国から直談判「製品に刺激を受けた」 代表投手が学びたかった職人精神
2024.11.29野球日本代表「侍ジャパン」との対戦を前に、東京のグラブ工房を訪れた米国代表選手がいた。米大リーグ・レイズ傘下に所属するアントニオ・メネンデス投手は、「ラグザス presents 第3回 WBSC プレミア12」に出場。グラブメーカーを立ち上げた起業家でもある25歳が、日本のグラブに魅せられた理由や、野球とビジネスの両立について語ってくれた。(取材・文=THE ANSWER編集部・鉾久 真大)
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「あとは奥さんによろしく、じゃなく…」 育児をSNSで積極発信、新しいパパアスリート像の体現
2024.11.29育児と競技を両立する女性アスリートの話題が増えた昨今だが、日本ではまだまだ男性アスリートの父親としての側面が強調される機会は少ない。そんな中、異彩を放っているのがバスケットボールBリーグのアルバルク東京に在籍するザック・バランスキーだ。今季から“新米パパ”となった31歳に、SNSで積極的に育児の様子を発信する理由を聞いた。(取材・文=THE ANSWER編集部・鉾久 真大)
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「この馬がダート界を席巻する」と謳われても4着 チャンピオンズC王道データに該当した強豪馬の“不思議”
2024.11.28今年の中央競馬もあと1か月を残すのみ。今週は下半期ダートの王者を決めるG1チャンピオンズカップが12月1日、中京競馬場のダート1800メートルを舞台に行われる。調教を通じてさまざまな視点から過去のG1レースを振り返る企画「調教捜査官の回顧録」を寄稿する競馬ライターの井内利彰氏は3年前のレースを勝った「学習能力の高い馬」には、追い続けたからこそ気づいた意外な事実に注目。調教捜査官としてのあり方を見直すと同時に、同レースの傾向にも触れた。
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侍Jを翻弄した44歳左腕、今春実行した5か月の“臨時休業” 少年野球コーチからの復活「自信はあったよ」
2024.11.27子どもの成長を見逃したくない。野球の国際大会「ラグザス presents 第3回 WBSC プレミア12」で日本代表「侍ジャパン」の前に立ちはだかった米国のリッチ・ヒル投手は今春、異例のライフプランを実行した。44歳の今季、米大リーグ3球団からのオファーを断り、息子の少年野球チームでコーチに就任。一時、現役を退きながらも8月にメジャー復帰を果たすという異色の計画を実現させた。(取材・文=THE ANSWER編集部・鉾久 真大)
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日本人が知らないNPBの価値 メジャーの“下位互換”ではない、侍ジャパンと戦った海外選手の言葉
2024.11.26海外選手にNPBはどう見えているのか、そして憧れる理由とは。野球の国際大会「ラグザス presents 第3回 WBSC プレミア12」に出場した日本代表「侍ジャパン」は、24日に東京ドームで行われた決勝で台湾に0-4で敗戦。連覇はならなかったが、オープニングラウンドから8勝1敗と高い勝率を誇った。大リーグの40人枠にいる選手が参加できない中で目に付いたのが、NPBというリーグの特徴だ。日本人が気づいていない日本プロ野球の魅力を海外選手に聞いた。(取材、文=THE ANSWER編集部 羽鳥慶太)
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打率.200、本塁打0…たった一人で台湾表彰式を見つめた清宮幸太郎、洗礼を成長に変える“信条”
2024.11.26人一倍悔しい思いをしたのが、トップチーム初選出の清宮幸太郎内野手(日本ハム)ではないだろうか。24日、野球の国際大会「ラグザス presents 第3回 WBSC プレミア12」決勝で、日本が0-4で台湾に敗戦。連覇を逃した試合終了の瞬間も、清宮はベンチ裏で素振りを繰り返していた。この経験でさらに強くなれると言い切れる理由がある。世界の舞台で見た、清宮の現在地とは。
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侍J撃破・台湾の“南場オーナー”が描く日台野球交流の未来 DeNAから「インスピレーションを」
2024.11.25野球の国際大会「ラグザス presents 第3回 WBSC プレミア12」で話題となったのが、初優勝を果たした台湾の野球熱だ。代表チームは台北で行われたオープニングラウンドを4勝1敗で勝ち抜き、スーパーラウンドに進出。決勝で日本を下すまで、多くのファンが東京ドームで大声援を送った。今後、日台の野球交流はどのような方向へ進むのか。キーマンとなりそうな女性に話を聞くことができた。(取材、文=THE ANSWER編集部、羽鳥慶太)
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V逸侍ジャパンの投手運用に苦悩 選手を預かる井端監督が漏らした胸中「難しさは非常にあった」
2024.11.25野球の国際大会「ラグザス presents 第3回 WBSC プレミア12」は24日、東京ドームで決勝を行い、日本代表「侍ジャパン」は0-4で台湾に敗れ、2大会連続の優勝はならなかった。2019年の前回大会以来、国際大会で続いていた連勝も27でストップ。決勝という大舞台で露見したのは、投手運用のほころびだ。試合後の井端弘和監督はその苦悩を語った。
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日本の高校球児だった侍J撃破の台湾主将 野球留学の学びを繋いだ世界一「技術、文化も…」
2024.11.25野球の国際大会「ラグザス presents 第3回 WBSC プレミア12」は24日、東京ドームで決勝を行い、台湾が日本に4-0で勝利した。敵地で悲願の初優勝。1点リードの5回に30歳の陳傑憲(チェン・ジェシェン)外野手が、日本の先発・戸郷翔征投手(巨人)から右翼席へ3ラン本塁打を放った。5打数3安打3打点に中堅守備でも貢献し、大会MVPに選出。岡山・共生高で高校球児だった当時から、12年後に叶った大きな夢。試合後は両国の野球交流がさらに発展するよう願った。
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侍ジャパンに立ちはだかったNPB経験者2人のリレー「台湾も弱くない」 魂の4回0封で歴史的V導く【プレミア12】
2024.11.25野球の国際大会「ラグザス presents 第3回 WBSC プレミア12」は24日、東京ドームで決勝が行われ、台湾が日本代表「侍ジャパン」に4-0で勝利し、嬉しい初優勝を飾った。4点を先制した直後の5回から8回までは、かつて日本でプレーした2投手による“NPBリレー”が実現。日本打線を無得点に封じた。台湾野球の強さを世界に示した2人は、ともに気迫を全面に出した投球で、台湾の歴史的優勝を手繰り寄せた。
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ビザ問題で30時間移動→2日後に先発 国を背負ったベネズエラ右腕「ここに来られたこと自体が勝利」【プレミア12】
2024.11.24野球の国際大会「ラグザス presents 第3回 WBSC プレミア12」は24日、東京ドームで3位決定戦を行い、ベネズエラは1-6で米国に敗れ4位に終わった。先発マウンドに上がったマリオ・サンチェス投手はビザの問題で来日が遅れ、22日の朝に母国から30時間かけて日本到着。試合では2回2/3を投げ2失点だったものの、試合後の会見には国旗を肩にかけて登場。国を背負って投げる喜びを語った。
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大谷&由伸の姿に学び、訪れた「人生最高の瞬間」 世界一軍団で共闘へ、プレミア12本塁打王はド軍有望株
2024.11.24野球の国際大会「ラグザス presents 第3回 WBSC プレミア12」は23日、4か国によるスーパーラウンドが行われ、米国はベネズエラに6-5で勝利した。同点で迎えた9回に決勝の大会5号ソロを放った4番のライアン・ウォード外野手は、ドジャース傘下3A所属の有望株。大谷翔平投手からも学びを得たという26歳は「人生最高の瞬間だったよ」と国の誇りを背負って放った一発に歓喜した。
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世界に驚き、韓国主将の常識破りな打撃練習 本人直撃で真相判明、打率.340に「影響あった」【プレミア12】
2024.11.24野球の国際大会「ラグザス presents 第3回 WBSC プレミア12」では、各国の違いも様々な面で現れる。大会中に話題になったのが、韓国の主将ソン・ソンムンが見せた独特すぎる打撃練習だ。バットを上下反対に握り、上げてもらったボールをグリップの部分で捉える。米国の記者が世界に驚きを発信したこの練習の狙いを、本人に聞いた。
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「日本の野球文化を知りたかった」 一通のDMから始まった米代表コーチと侍捕手の交流 1年8か月後に東京で叶った初対面
2024.11.23野球の国際大会「ラグザス presents 第3回 WBSC プレミア12」は21日から、4か国によるスーパーラウンドが東京ドームで行われている。米国代表のブルペン捕手を務めるカルロス・ムニョスコーチは、昨春のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)優勝捕手の中村悠平(ヤクルト)とDMで交流を続ける仲。今回の来日で念願の初対面を果たし、譲り受けたミットを嬉しそうに見せてくれた。(取材・文=THE ANSWER編集部・鉾久 真大)
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今も薄れぬ日本愛「大好きなんで」 台湾の元ロッテ左腕は取材でも日本語対応…忘れない理由
2024.11.22野球の国際大会「ラグザス presents 第3回 WBSC プレミア12」は21日から、オープニングラウンドを勝ち抜いた4か国によるスーパーラウンドが東京ドームで行われている。台湾代表でリリーフの核となっているのが、DeNAとロッテでプレーした左腕の陳冠宇(チェン・グァンユウ)投手だ。台北ドームに鳴り響いた自身の日本語の登場曲について、また今も薄れぬ日本愛について語ってくれた。
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韓国→台湾→NPB入り狙うベネズエラの最速161キロ男「オスナから聞いている」 既に進む情報収集【プレミア12】
2024.11.22野球の国際大会「ラグザス presents 第3回 WBSC プレミア12」は21日、4か国によるスーパーラウンドが東京ドームで開幕し、第1戦はベネズエラが台湾に2-0で勝利した。試合を締めたのが31歳の最速161キロ右腕エンダーソン・フランコ投手。韓国、台湾で4年間プレーしている剛腕は「チャンスがあれば日本で投げたい」とNPB入りを目標としている。
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台湾主将にしみついた日本流の礼儀 いまも当たり前に球審へ挨拶 「え、ホンマに?」取材に驚き【プレミア12】
2024.11.22野球の国際大会「ラグザス presents 第3回 WBSC プレミア12」は21日、オープニングラウンドを勝ち抜いた4か国によるスーパーラウンドが東京ドームで開幕し、台湾は0-2でベネズエラに敗れ黒星発進となった。ただ台湾の主将、陳傑憲(チェン・ジェシェン)外野手は「3番・中堅」で先発し3安打と好調を持続している。目についたのが、打席に入る度に球審と交わす挨拶。台湾の選手でここまで徹底しているのは陳傑憲だけで、その根っこには日本流の礼儀の示し方がありそうだ。
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投げ合った44歳のMLB90勝左腕が見た22歳・高橋宏斗の伸びしろ 「能力は素晴らしい。あとは…」
2024.11.22野球の国際大会「ラグザス presents 第3回 WBSC プレミア12」は21日、4か国によるスーパーラウンドが東京ドームで開幕。日本代表「侍ジャパン」は米国に9-1で勝利した。先発した22歳の高橋宏斗投手(中日)が4回2安打1四球8奪三振、無失点の快投。投げ合った米国の最年長44歳のリッチ・ヒル投手は「能力は素晴らしい」とたたえつつ、高橋にさらなる進化の余地を見い出していた。