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日本代表元主将が語る、なぜオールブラックスは強いのか― 「代表にかけている…」

ラグビー日本代表は3日、東京・味の素スタジアムでニュージーランド代表と対戦する。W杯2連覇中で世界ランク1位のオールブラックスとの激突は2013年以来5年ぶり。過去日本代表は5戦全敗だが、2019年に日本でのラグビーワールドカップ(W杯)を控えるジェイミージャパンが“最強軍団”にどこまで対抗できるのか。「THE ANSWER」では元日本代表主将の菊谷崇氏に試合の展望を聞いた。

菊谷氏も出場した2013年のオールブラックス戦、日本は6-54で大敗を喫した【写真:Getty Images】
菊谷氏も出場した2013年のオールブラックス戦、日本は6-54で大敗を喫した【写真:Getty Images】

5年ぶりのオールブラックス戦を元日本代表主将・菊谷崇氏がプレビュー

 ラグビー日本代表は3日、東京・味の素スタジアムでニュージーランド代表と対戦する。W杯2連覇中で世界ランク1位のオールブラックスとの激突は2013年以来5年ぶり。過去日本代表は5戦全敗だが、2019年に日本でのラグビーワールドカップ(W杯)を控えるジェイミージャパンが“最強軍団”にどこまで対抗できるのか。「THE ANSWER」では元日本代表主将の菊谷崇氏に試合の展望を聞いた。


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 10月26日に大阪・花園ラグビー場のこけら落としとして開催された世界選抜との一戦では28-31と善戦。急造チームとは言え、世界トップクラスのタレントを揃えた相手に善戦した。まず菊谷氏は同戦を振り返り、オールブラックス戦のカギを探った。

「世界選抜はインパクトのある選手が多くて、特に左ウイングの選手(テヴィタ・リー)を止めきるのが難しかった。オールブラックスにはもっと強力なランナーが多くいる中でディフェンスの精度を、いかにもう一度高めるかが必要になってくる。(世界選抜は)後半足が止まった分、点差では競ったゲームになった。オールブラックスは80分間しっかり走ってくる。油断はない。そこの部分の反省を生かさないと」

 菊谷氏自身はオールブラックスと2度対戦。2011年のW杯(オーストラリア)では7-83、2013年には6-54と2度とも大敗だった。1995年のW杯(南アフリカ)での対戦では17-145と歴史的な大敗を喫したこともあった。当時と比べれば差が縮まっていることは間違いないが、世界一軍団のストロングポイントをこう表現した。

「基本的にもちろん想像通りの強さです。その中でも個人的に凄いと思ったのはリアクションの速さ。それに対して全員が反応する意識の高さが凄いなと。もちろん強いんです。それは当然として、意識の高さ、リアクション、反応速度が格別に速かった。そこが他国との違いだと思います」

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