わずか1年で3チームが休部&規模縮小 新リーグ創設の日本ラグビーが直面する課題
選手の雇用確保はラグビー界発展への重要な課題
選手ファーストという部分でも、今回の強化縮小が孕む問題は重要だ。弱肉強食で生き残れという考えは勇ましいが、日本選手の雇用をどう確保していくかは、将来このリーグを目指して楕円球を手にした、そしてこれから手にするであろう未来のリーグワン・プレーヤー、そして日本代表への育成に繋がる。憧れを持ってもらう前提には、雇用の確保も重要な要素だ。その間口が狭められてしまうリスクに、どう向き合っていくかは、リーグワンにとどまらず、日本ラグビー界の重要で避けられない挑戦になる。
【注目】日本最速ランナーが持つ「食」の意識 知識を得たからわかる、脂分摂取は「ストレスにならない」――陸上中長距離・田中希実選手(W-ANS ACADEMYへ)
もう一度スタートラインにしっかりと足を踏みしめて、これまでの足跡、立たされた「いま」を見回してから、その先にあるゴールはどこかをしっかりと見定めて走り出すことが重要な時もある。長く険しい道程であればこそ、最終ゴールに辿り着くには、一度足を止めることも許される。
(吉田 宏 / Hiroshi Yoshida)
![[THE ANSWER] スポーツ文化・育成&総合ニュースサイト](https://the-ans.jp/wp-content/themes/the-answer-pc-v2/common/img/logo_c1.png)










