箱根予選会“45校中45位”最下位の裏にサプライズ 3本の旗、不揃いな字で…最初で最後の舞台が「宝物に」――高崎経済大

発案者は陸上部主将「ドッキリとか好きなので…」
発案者は陸上部主将の福本竜馬(4年)。
3年前に先輩たちが個人ののぼり旗を作っていたことを思い出した。「同期だけでも最後だし作ってみよう」と仲間とペンを握った。2文字ごとに分担。文字が少し不揃いなのはそのためだ。“推し活”のようなデコレーションのうちわも作成。旗は1時間ほど、うちわは2、3時間ほどかけて完成させた。
「ドッキリとか好きなので、喜んでもらえたらいいな、という思いで作ってみました」
1時間12分22秒で全体456位だった和泉陽大(4年)は「作っているのを知らなかった。サプライズで旗とうちわも作ってくれて、いい同期を持った。本当に応援してくれてありがたい。これから自分たちも行動で返していけたらなと思います」と感謝する。1時間16分8秒で全体524位だった植村龍一(4年)も「涙が出そうでした。すごく元気をもらいました」と足を前に出す活力を得た。
小学生の頃から10年近く陸上に励んできた植村は、もともと箱根路に立つことを目指してきた。しかし、自分の競技力と向き合う中で予選会を一番の目標に切り替えた。
「ある意味、箱根に出たみたいな、夢の舞台に立てたと言っても過言ではないですし、自分の目標をある意味達成できたかなと思う。これを自分の宝物にしていきたいです」
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