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「もうきつい」弱音も…1日6時間リハビリ 1年生で区間新連発、昨季2冠・城西大エースに生まれた自信――本間香

関東大学女子駅伝で城西大の4区・本澤美桜(右)にタスキを渡す本間香【写真:上田悠太】
関東大学女子駅伝で城西大の4区・本澤美桜(右)にタスキを渡す本間香【写真:上田悠太】

リハビリを経て芽生えた自信「頑張れば自分でもできるんだ」

 リハビリ期間は焦りをトレーニングにぶつけた。長い日には朝、昼、放課後と練習を重ね、合計6時間に及ぶこともあった。水泳、バイクでのインターバル、ウォーク、ジョグ、補強。苦手だった体幹トレーニングにも向き合い、土台をつくり直した。

「6時間も経験するとは思っていなかった。頑張れば自分でもできるんだと思った。それを乗り越えて今は自信になっている。怪我も一つの良い経験になりました」。苦しい中でもやり切った経験が、復帰後の自分を支えている。

 仲間の存在にも感謝する。「もうきつい」「こんな練習したくない」と弱音を吐くこともあった。それでも仲間から「本当に頑張ってるよね」「私だったらこういうことはできない」と前向きになれる言葉をかけてもらった。日本選手権、ワールドユニバーシティゲームズなど具体的なビジョン目標を仲間と語り合ったことも、自分を奮い立たせる糧となった。

関東大学女子駅伝の3区を走る前に笑顔を見せる城西大・本間香【写真:上田悠太】
関東大学女子駅伝の3区を走る前に笑顔を見せる城西大・本間香【写真:上田悠太】

 日本インカレを経て、この日の関東大学女子駅伝は復帰2戦目。今の状態については「85%ぐらい」。ここからさらに調子を上げていく。

 チームを引っ張る自覚も強くなった。昨季は「1年生として自分が走りたい区間を伸び伸び走らせてもらった」という。今季は違う。まだ2年生ながら、エースとしてチームを背負う覚悟が芽生えている。

「今年はチームのエースとして、最長のエース区間を任されてもいいように。チームを引っ張っていく、私が優勝に導くっていう気持ちがさらに強くなったと思います」

 今季、チームが目指すのは全日本大学女子駅伝、富士山女子駅伝の2年連続2冠だ。本間は「去年よりも人数がちょっとキツキツな状態ですけど、去年の2冠の経験を生かして、プレッシャーを感じすぎずに、去年のような挑戦者という気持ちでまた頑張っていきたい」と力を込めた。

 城西大は関東大学女子駅伝では途中棄権となったが、シード権を持つため全日本大学女子駅伝への出場は決まっている。

(THE ANSWER編集部・上田 悠太 / Yuta Ueda)

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