吉田 宏の記事一覧
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“最後のシーズン”が2月1日開幕 岐路に立つサンウルブズに残された選択肢…CEO激白
2020.01.30世界最高峰のラグビー・リーグと呼ばれる「スーパーラグビー(SR)」に、日本から参戦するサンウルブズが岐路に立たされている。オーストラリアの強豪レベルズを迎え、福岡・レベルファイブスタジアムで行われる2月1日の開幕戦から5シーズン目の挑戦をスタートするが、SRの運営団体SANZAARは昨年3月にサンウルブズの今季限りでのSRからの除外を決定。日本代表選手の強化にも大きな追い風となったチームは、来季以降の存続が不透明な中で新シーズンのキックオフを迎える。
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史上最高級の海外スターがズラリ W杯戦士との激突は? トップリーグの注目選手たち
2020.01.11国内最高峰のラグビーリーグ、ジャパン・ラグビー・トップリーグ(TL)が、12日に全国6会場で開幕する。昨秋、日本を熱気に包んだワールドカップ(W杯)日本大会で活躍した日本代表メンバーも出場するTLは、多くの試合の観戦チケットが完売に近い状態と人気は衰え知らずだ。
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ラグビー歴3週間の196cm、130kg好素材も “原石”発掘プロジェクトが面白い
2019.12.25未来の宝を探せ――! こんな趣旨で発足した日本ラグビー協会による「Bigman & Fastman Camp」(京都・同志社大)が23日に3日間のスケジュールを終えた。聞き覚えのない読者も多いだろうが、正式名称はTID(Talent Identification)キャンプ。高校日本代表らユース世代の強化、育成を目的としたプロジェクトの一環として昨年発足したもので、今回が3度目の開催となった。
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廃部危機を乗り越えて― 騒動から半年、再始動したトヨタ自動車が乗り越えるべき壁
2019.12.11選手のコカイン所持事件で6月からチームの活動を自粛してきたラグビー・トップリーグの強豪トヨタ自動車が7日、NTTドコモとの練習試合を大阪の同社南港グラウンドで行った。事件発覚前の6月8日に行われた日野戦以来182日ぶりの実戦は22-26の苦杯に終わったが、今月2日にディレクター・オブ・ラグビー就任が発表された前ニュージーランド代表監督、スティーブ・ハンセン氏も来日して見守る中でのリスタート。来年1月12日のヤマハ発動機戦(静岡・ヤマハスタジアム)で開幕するトップリーグでの再起へ向けた第一歩を踏みしめた。
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日本の“プロラグビー”はどうすれば成功するか スーパーラグビーを見習うべき理由
2019.12.08前回は、国内ラグビーのプロ化への課題を中心に書き進めたが、後編では日本のプロリーグの“あるべき姿”を考えていきたい。
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日本にラグビーのプロリーグは誕生するか そのメリットと、山積する課題を徹底分析
2019.12.07ラグビー・ワールドカップ日本大会の熱気が残る中で、ラグビー界にはプロ化への機運が高まっている。今月13日には、日本ラグビー協会が2021年のプロリーグ立ち上げを視野に入れた「新プロリーグ設立準備委員会」の発足を表明。ラグビー人気の盛り上がりを追い風に、国内初のプロリーグ誕生を加速していく方向だ。今回は、2回に渡り、日本初のプロリーグ誕生への課題と、その可能性について考察する
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もう一つのジャパン 7人制代表は東京五輪でメダルを狙えるのか? 現在地と課題
2019.11.16ラグビーワールドカップ2019は日本中を熱気に包みながら南アフリカの通算3度目の優勝で幕を閉じた。この大会の成功を大きく後押ししたのは日本代表の躍進だったが、もう一つの“ジャパン”7人制日本代表が、2020年東京オリンピックでの飛躍をめざして強化を加速している。
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なぜ日本は世界を驚愕させられたのか 「240日」という時間が作った完成度
2019.11.08ワールドカップ日本大会で、4年前の“奇跡”と呼ばれた躍進を軽々と乗り越えたジェイミー・ジャパン。日本中を熱気に包んだ祭典を終えて、日本代表がなぜ世界を再び驚愕させることができたのかを、あらためて振り返る。
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日本はすでに丸裸か 異色の愛国HCは“分析魔”、選手「万全の分析? 答えはイエス」
2019.09.23スコットランド代表に27-3と快勝したアイルランド代表。次戦では日本代表を迎え撃つ北半球最強チームだが、すでにジェイミー・ジャパンを丸裸にしている。衝撃の発言をしたのは、スコットランド戦後の取材に応じた先発FBジョーダン・ラーマーだった。
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なぜNZは南アに勝てたのか 名将が「あれで勝負が決まった」と称えた若きSOの神プレー
2019.09.23プール戦屈指の好カードは、ニュージーランド(NZ)代表オールブラックスが南アフリカ代表を23-13で下し、前人未踏の3連覇へ好スタートを切った。攻撃のオールブラックスに、固い防御が信条の南アフリカと対称的なチームカラーが織りなした熱戦で、ワールドカップ・デビュー戦だったSOリッチー・モウンガがみせた1つの防御が勝利を引き寄せた。
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「緊張で10日寝られなかった」“強気の男”田村が漏らした本音に見た、日本苦戦の理由
2019.09.21終わってみればボーナスポイントつきの勝ち点5を獲得しての白星スタートを切った日本代表。試合後のプレスルームでパソコンのキーボードを叩く手を、テレビから聞こえてきた選手のコメントに一瞬止めてしまった。
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世界的名将が教えるW杯の“見方” 忖度なしの日本の可能性「本物の期待感がある」
2019.09.189月20日に開幕するワールドカップ日本大会開幕まで、あと2日と迫った。サンケイスポーツで20年以上にわたり楕円球を追い続けたラグビー・ライター吉田宏氏が、日本ラグビーを牽引し続けてきたレジェンドたちの、日本代表、ワールドカップ成功への熱い思い、提言を綴る毎週水曜日の連載「楕円の軌跡―レジェンド・トーク2019」。
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ジョセフHCを電話一本で日本代表入りさせた男 “赤鬼”が8強入りを確信する理由
2019.09.119月20日に開幕するワールドカップ日本大会まで、あと9日。サンケイスポーツで20年以上にわたり楕円球を追い続けてきたラグビー・ライター吉田宏氏が、日本ラグビーを牽引してきたレジェンドたちの、日本代表、ワールドカップ成功への熱い思い、提言を綴る毎週水曜日連載の「楕円の軌跡―レジェンドトーク2019」。
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日本は本当に大丈夫なのか 「41失点」という数字に見た、W杯成否を占う分水嶺
2019.09.07ラグビー日本代表は6日、「リポビタンDチャレンジカップ2019 南アフリカ戦」(熊谷ラグビー場)に臨み、7-41と大敗した。ワールドカップ(W杯)前の最終テストマッチで、“4年前の再現”どころか34点差をつけられた。本番へ向けて不安を残す結果となったが、20年以上にわたり楕円球を追い続けているラグビーライター吉田宏氏の目にはどう映ったのだろうか。
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「カギは初戦のロシア戦」 8強へ、4年前の奇跡を知るホラニ龍コリニアシが強調するワケ
2019.09.049月20日に開幕するワールドカップ日本大会開幕まで、2週間あまりに迫った。サンケイスポーツで20年以上にわたり楕円球を追い続けたラグビー・ライター吉田宏氏が、日本ラグビーを牽引し続けてきたレジェンドたちの、日本代表、ワールドカップ成功への熱い思い、提言を綴る毎週水曜日の連載「楕円の軌跡―レジェンド・トーク2019」。
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サプライズなし 代表メンバー選考に見る指揮官の自信「選んだ選手の共通点は…」
2019.08.29ラグビーのワールドカップ日本大会開幕まで22日と迫った29日、日本ラグビー協会は東京・千代田区の帝国ホテルで会見を開き、日本代表メンバー31人を発表した。FLリーチ・マイケル、WTB福岡堅樹ら中心選手を順当に選んだジェイミー・ジョセフ・ヘッドコーチ(HC)は、結束力を武器に目標にかかげる初の大会ベスト8へ自信を滲ませた。
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野球は300、ラグビーはわずか4… 28年前の“英雄”吉田義人が募らせるW杯後の危機感
2019.08.289月20日に開幕するワールドカップ日本大会開幕まで、あと23日と迫った。サンケイスポーツで20年以上にわたり楕円球を追い続けたラグビー・ライター吉田宏氏が、日本ラグビーを牽引し続けてきたレジェンドたちの、日本代表、ワールドカップ成功への熱い思い、提言を綴る毎週水曜日の連載「楕円の軌跡―レジェンド・トーク2019」。
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4年前の“伝説の選択”から一歩先へ 伊藤鐘史が託す夢「8強に必ず行くマインドで」
2019.08.219月20日に開幕するワールドカップ日本大会開幕まで1か月を切った。サンケイスポーツで20年以上にわたり楕円球を追い続けたラグビー・ライター吉田宏氏が、日本ラグビーを牽引し続けてきたレジェンドたちの、日本代表、ワールドカップ成功への熱い思い、提言を綴る毎週水曜日の連載「楕円の軌跡―レジェンド・トーク2019」。