バイルズが練習で「屈身ユルチェンコ2回宙返り」成功

　体操女子で、2016年リオデジャネイロ五輪4冠シモーネ・バイルズ（米国）が練習で大技を披露した。跳馬で「屈身ユルチェンコ2回宙返り」を決める実際の映像を米メディアのアナリストが公開。「人間か、それともエイリアンか？」などと米ファンに驚きが広がっている。

　東京五輪へ向けて、バイルズが早速魅せた。勢いよく助走をつけると、鋭く体を捻り、回転させた。新技の「屈身ユルチェンコ2回宙返り」。着地も乱れることなく上々の仕上がり具合を披露した。

　絶対的な女王として知られるバイルズ。24歳のスーパースターが繰り出した大技を1984年のロサンゼルス五輪で体操男子団体で金メダルを獲得し、現在は米スポーツ専門局「NBCスポーツ」でアナリストを務めるティム・ダゲット氏が自身のツイッター「次のバイルズ！」と記載して映像を公開。目の当たりにした米ファンに驚きが広がっている。

「本当に最高」
「一体全体どうやって?!」
「人間か、それともエイリアンか？」
「これトレーニングなの？」
「世界中誰かに変身できるならバイルズになりたい」
「バイルズを見るのが待ちきれない！」
「彼女はとてつもない」

　米スポーツ専門局「NBCスポーツ」五輪専門ツイッターも「シモーネ・バイルズが練習での跳馬で、カジュアルに屈身ユルチェンコ2回宙返りを跳ぶ」と注目を寄せている。