国際宇宙ステーションで放送、宇宙からも熱視線の歴史的一戦に

　ラグビーワールドカップ（W杯）日本大会は4日、1次リーグ1試合が行われる。

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　B組で世界ランク5位の南アフリカと同12位のイタリアが静岡・エコパスタジアムで激突。南アフリカはV候補対決といわれた初戦のニュージーランド戦こそ13-23で落としたが、2戦目のナミビア戦は57-3と圧倒。中5日で第3戦を迎える。ニュージーランドとの2強と目されるグループ。9トライした前戦の勢いそのままに、確実に勝利を掴みたい。

　しかし、イタリアも侮れない。初戦のナミビア戦は7トライで47得点、2戦目のカナダ戦も7トライで47得点と2戦連続ボーナスポイントを獲得し、攻撃陣が絶好調。南アフリカより間隔が2日長く、中7日で迎えられることも有利に働く。ここで金星を挙げることができれば、初の8強進出も現実味を帯びてくる。

　後押しするのが、宇宙からの応援だ。この試合は大会史上初めて宇宙空間で放送されることが決定。国際宇宙ステーションで任務に就いているイタリア人宇宙飛行士のルカ・パルミターノ氏が声援を送る。「ゴールに到達するためには、協力しなければいけません」などと同氏のエールが戦前に届けられており、歴史的一戦となる。