米大学野球でファウルボールを巡る争奪戦、大人のファンが非難の対象に

　米大リーグや日本のプロ野球でもしばしば、ホームランボールやファウルボールを巡って争奪戦が展開されることがある。例えばそれが少年ファンと大人の争いだったなら、少年に優しく譲るのが暗黙のルールだろう。しかし、米国で大人が子どもからボールを奪うシーンが発生。米メディアが実際の映像を公開し、「彼は恥ずべき」「醜い」などと大ブーイングを浴びている。

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　ある野球ファンの振る舞いが米国で非難を浴びている。26日（日本時間27日）に、大学野球でアイオワ州とオハイオ州のチームが対戦。スタンドへのファウルボールに少年ファンとアイオワを支持する大人のファンが同時に駆け寄ったが、間一髪、男性ファンが先にボールを掴み取った。

　本来ならば、ボールを少年に譲るなどするのがマナーに思えるが、成果を誇示するように笑顔でガッツポーズまで作った。

　実際のシーンははっきりとカメラに映し出され、カレッジスポーツを扱う現地放送局「ビッグテン・ネットワーク」が公式ツイッターに動画付きで公開。ファンからは大ブーイングが飛んでいる。

「頼むからアイオワに帰って、二度と戻って来ないでくれ」
「50歳くらいの男は10歳の少年の成長よりも、ファールボールが良かったわけだ」
「ホークアイファンを代表して……彼が我々の典型例ではない」
「典型的なアイオワファンだ」
「醜い」
「彼は恥ずべき」
「誰か彼にパンチをお見舞いするべき！」
「この男は間抜けだ！」

　ボールが欲しかったのは理解できなくもないが、大人げない振る舞いには猛省が必要だろう。