20年ア・リーグ本塁打王ルーク・ボイトが楽天に加入

　本場のパワーを見せつけた。プロ野球・楽天のルーク・ボイト内野手は2日に楽天モバイルパークで行われたロッテ戦で、来日初アーチを含む4打数3安打2打点の大暴れ。2020年にMLB本塁打王に輝いた打撃力を見せつけると、ファンから「本物が来た」「凄いパワー」などの声があがっている。

　確信歩きの一発だった。「6番・DH」で先発出場したボイトは、1-6とリードされた7回1死一塁から、低めの変化球を完璧に捉えて、左翼席へと放り込んだ。この日が1軍昇格初日。挨拶代わりの来日1号2ランに、2安打を加えた固め打ちで、早速存在感を見せつけた。

　5回の第2打席では左翼フェンス直撃の安打を放ち、188センチ、117キロの巨体を揺らしながら二塁を狙うも、相手の好返球もあり憤死になるシーンも。色んな意味で印象に残る鮮烈デビューを「パーソル パ・リーグTV」公式YouTubeが動画で公開すると、ファンからはさまざまな声が上がった。

「MLBホームラン王は伊達じゃないね、スイングスピードと打球速度がレベチ」
「暴走に『えー！』ってなったあとにメジャーのパワーを見せてくれた」
「見た目通りの凄いパワー」
「打球速度レベチすぎやろ　対戦が怖すぎるわ」
「スイングスピードと打球速度速すぎるな」
「来日1号で確信歩きできるのかっこよすぎ」
「本物が来た」
「メジャー見てる人なら知ってるでしょってぐらい大物やもんな。そりゃ打つわ」

　ヤンキースなどでプレーしたボイトは、新型コロナウイルスの影響で60試合の短縮シーズンとなった20年に56試合の出場で22本塁打を放ち、ア・リーグの本塁打王のタイトルを獲得。メジャー通算95本塁打を放っている強打者は、先月6日に楽天に加入し、同24日に支配下登録されたばかりだった。