2軍DeNA戦…山崎康晃からプロ1号、内角のさばき方に騒然

　プロ野球・日本ハムのドラ1ルーキーに、ファンの視線が集まっている。28日に行われた2軍DeNA戦で“プロ1号”を放ったフォームが、チームの、そして投打二刀流の先輩にあたる大谷翔平投手にそっくりとの声が上がっているのだ。

　内角高めを襲う直球を、恐るべき技術ではじき返した。この試合「7番・DH」で先発した柴田獅子投手は、6回2死一、二塁の好機に打席に立った。マウンドには、1軍通算232セーブを誇る山崎康晃投手。カウント3-1から内角高めの速球を豪快に腕をたたんで引っ張ると、打球は右翼フェンスを越えた。

　この1発を、新庄剛志監督が自身のインスタグラムで「柴田君　やっと本来の姿が顔を出し始めました　このインハイの強い真っ直ぐをうまく肘をたたみホームランにするとは　凄いしホント　楽しみ　NICE home run　早くこっちで見たいものだ」と紹介すると、ファンからは大谷翔平投手との類似点を指摘するコメントが次々に寄せられた。

「大谷選手の捌き方」
「オオタニサーンとホントそっくり」
「オオタニサンの打ち方みたいじゃない！？すごー」
「翔平君的なうまさ！」
「大物になる予感しかしないな」
「フォロースルー大谷やん笑」
「大谷くんにソックリでビックリしました！！」

　柴田は、昨秋のドラフトで1位指名され福岡大大濠高から入団した19歳。大谷と同じく、投打二刀流としてプロでもプレーしている。投手としては2軍で7試合に登板し、計9回2/3を投げて防御率0.93、12奪三振。打撃はこの試合前まで打率.103と苦戦していたが、大器の片りんを見せつけた。