ネーションズリーグ男子

　バレーボールのネーションズリーグ（VNL）に出場している男子日本代表は第1週の中国ラウンドを終え、現地25日からの第2週ブルガリアラウンドに突入。第1週で3勝目をあげた15日のオランダ戦後には指揮を執るフランス人のロラン・ティリ監督が「ちょっと言いたいことがあって……」といった衝撃発言とともに、チームを祝福していた。日本バレーボール協会の公式YouTubeチャンネルで公開されている。

　最大級の感謝を述べた。オランダ戦後のロッカールーム。ティリ監督は「ちょっと言いたいことがあって……」と真顔で切り出すと、こう続けた。

「私の妻はオランダ人だが『オランダに負けたら絶対に家に入れない』と言われた。『中国に残れ！』と」

　これには選手たちは爆笑。チームの奮闘に感謝したティリ監督は、両手を合わせながら頭を下げた。続けて「我々は目標を達成しました。同時にチームが成長したことに満足しています」と手応えをつかみ、選手たちと喜びを分かち合っていた。

　第1週で3勝1敗の男子日本代表は現地25日のブルガリア戦から第2週の戦いがスタート。26日にフランス、27日にウクライナ、29日にスロベニアと対戦する。