球団Xで発表

　米大リーグ・ドジャースは18日（日本時間19日）、本拠地パドレス戦に4-3でサヨナラ勝ちした。劇的な勝利から一夜、球団は2年ぶりの登板で好投したエメット・シーハン投手のマイナー降格を発表。詳細は明かされておらず、突然の発表に米ファンも騒然となった。

　昨年右ひじのトミー・ジョン手術を受け、2023年9月27日のロッキーズ戦以来、630日ぶりのマウンドに立った25歳のシーハン。4回3安打1失点、6奪三振と復帰登板で好投を見せたが、マイナー降格に。先発ローテ定着が期待されるものの、手術明けのため登板間隔を空けて起用する措置の可能性もある。

　球団は19日（日本時間20日）、Xで「ドジャースは右投手ジャック・リトルを昇格させ、右投手エメット・シーハンをマイナーへ降格させることを選択した。ロースターに空きを作るために、ドジャースは右投手トニー・ゴンソリンを60日間の負傷者リスト入りさせた」と文面で公に。この一報には米ファンも複雑。X上には驚きの声であふれた。

「なんてこった。シーハンはまた先発するのに十分な投球ぶりだったぞ」
「シーハンは昨日、確実にスポットを手に入れたんじゃないのか??」
「どういうこと???」
「シーハン、大丈夫かな（泣）」
「シーハンは素晴らしかったのに、なんで???」
「昨夜シーハンが投げたのに、この人たちは降格させたのか。信じられない」
「シーハンは先発のポジションを手に入れる価値がある」
「嘘だろ」
「ひどい……」

　ドジャースは現地18日のパドレス戦で、3-3同点の9回裏、ウィル・スミスが8号本塁打を放ち4-3でサヨナラ勝ち。「1番・DH」で先発した大谷翔平は、4打数無安打だった。本日のパドレス戦は山本由伸が先発する。