マーク・ウォルター氏がレイカーズオーナーに就任

　まさかの“転身”に監督自ら待ったをかけた。大谷翔平投手らが所属する米大リーグ・ドジャースのオーナーであるマーク・ウォルター氏が、八村塁が所属するN BAのレイカーズを買収し、オーナーに就任すると、複数の米メディアが報じた。このニュースに伴い大谷がレイカーズのユニホームを着用した合成画像がSNS上で拡散されているが、ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は「ショウヘイには手を出さないで」と、笑顔で注意喚起を行っている。

　黄色のノースリーブのユニホームに身を包み、バスケットボールを手にする大谷。レイカーズ買収が報じられると、SNS上にはすぐさま合成画像が出回った。ドジャース専門サイト「ドジャー・ブルー」公式Xで公開されたロバーツ監督の試合前会見では、記者からも「レイカーズ・大谷」に関する質問が飛び出している。

　大谷の合成画像に関して、「ファンへのメッセージは何かありますか？　手を出さないでくれとか？」と問われた監督は「ああ、そうだね」と笑顔。「『ショウヘイには手を出さないで』。それが私のメッセージだ。彼らには十分なスーパースターがいる。彼はそっとしておいてくれ」と茶目っ気たっぷりに注意した。

　オフには真美子夫人と共にレイカーズの試合観戦をしたこともある大谷。続けて「彼はバスケットボールが上手なんですか？　彼の奥さんはそうだと知っていますが」という質問を受けた指揮官は「日本のことについては、ハチムラがあれこれやってくれていると思うよ」と、日本バスケ界の至宝の名前を引き合いに出し、報道陣の爆笑をさらっていた。