本拠地パドレス戦

　米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は16日（日本時間17日）、本拠地パドレス戦で投手と打者の“リアル二刀流”として先発出場する。注目の復帰登板を前に、MLB公式Xは大谷の二刀流を描いたアニメーションを公開。米ファンからはその瞬間を一目見ようと、熱狂の声があふれている。

　迫力満点で作り込まれた。663日ぶりの復帰登板を前に、アニメーション映像として描かれたのは大谷が投打でプレーする姿。ドジャースのユニホーム、キャップをつけた大谷が躍動する光景が載せられ、後半では本塁打を放つ姿の実写版も盛り込まれた15秒間の映像になっている。

　MLB公式Xは「ショウヘイ・オオタニが今夜、投手として復活　彼は、自分が野球界で両サイドに属していることを、世界に思い出させることができ、光栄だと思っている」と文面につづって公開。映像再生回数は116万回を超えた。

　米ファンから続々と反響が寄せられ、大谷の復帰登板を待ちわびる反応で溢れている。

「アニメがリアルのオオタニになった」
「このショウヘイのアニメが見たい」
「地球上で最高に偉大なアスリートだ」
「もしかしたら今シーズンで最も視聴される試合になるかも。ショータイムね！」
「すごい、彼が戻って来る!!」
「私たちは伝説をリアルタイムで見ることになる。瞬きしないで」
「ショウヘイ・オオタニ、最高!!!」
「史上最高選手がマウンドに戻って来る」
「ドジャースのファンでもないけど、見るよ」
「こいつはマジでヤバいぞ。ドジャースは嫌いだけど、この男を嫌いになるのは難しい」

　大谷は23年に右ひじを手術し、昨年はワールドシリーズで痛めた左肩も手術。先月25日（同26日）のメッツ戦前に、打者を相手にする投球練習「ライブBP」を実施した。実戦形式の投球は、実に641日ぶりだった。直近では今月10日（同11日）のパドレス戦前に、手術後では3度目のライブBPを行っていた。