先発出場の甲斐優斗、第1セットから活躍

　バレーボール男子のネーションズリーグは13日、中国・西安で予選ラウンド第1週の3日目を行った。世界ランキング6位の日本は、12位のセルビアと対戦し第1セットを25-20で奪っている。先発出場した21歳の大学生、甲斐優斗が見せた爆速サーブの威力に日本のファンは驚愕。X上には「あの威力ヤバいよね」「今日もキレッキレ」とコメントが並んだ。

　日本はこの試合、強烈なサーブ力を誇る甲斐を第1セットのスタメンで起用。4-2とリードした場面では狙い通りの強烈サーブで得点を重ねた。拾いに行ったセルビアの選手がコートに倒れこむほどの威力だった。

　これに日本のファンは大興奮。X上には「甲斐くんのサーブ　今日もキレッキレ」「あの威力ヤバいよね」「甲斐くんサーブ相当仕上がってて本当すごい」「甲斐くん、ファーストサーブからエースよ！」と賛辞が並んだ。

　日本は11日の初戦は開催国の中国を3-0のストレートで下したものの、12日のポーランド戦は1-3で落とし1勝1敗。世界ランキング1位の強豪が見せる高いブロックに苦しんだ。ただ21歳の高橋慶帆、甲斐と途中起用された若い力が勢いを持ち込み、2セット連取を許したところから第3セットを取り返すと、第4セットはデュースが続く大熱戦。最後は37-39というバレーらしからぬスコアで力尽きていた。