大学時代に「ジャックタニ」の愛称で話題に

　米国で“大谷翔平2世”として注目を集めた22歳の超有望株がついに大リーグの舞台に上がる。ロイヤルズ傘下に所属するジャック・カグリオーン内野手がメジャーに昇格すると米記者が報道。待ち望んでいた米ファンから興奮の声が上がっている。

　米スポーツ専門局「ESPN」のジェフ・パッサン記者が1日（日本時間2日）、自身のXで「ロイヤルズは球界最高級の有望株であるスラッガー、ジャック・カグリオーンを昇格させると情報筋がESPNに伝えた」と速報した。米ファンからは「キターーーー！」「待ちきれない！」と興奮の声が上がった。

　22歳のカグリオーンは、米フロリダ大在学中に投打二刀流で活躍。米メディアの間では、大谷をもじった「ジャックタニ」という愛称もつけられた。昨夏のドラフト1巡目（全体6位）でロイヤルズに指名されると、その後はマイナーA＋級で野手としてプレー。今季から2Aに昇格すると、38試合で打率.322、9本塁打をマーク。5月20日（同21日）に3Aに昇格後も12試合で打率.319、6本塁打と打棒を発揮していた。