本拠地ヤンキース戦

　米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は5月31日（日本時間6月1日）、本拠地ヤンキース戦に「1番・DH」で先発出場。米スポーツ専門局「FOXスポーツ」によって全米中継された試合で、メジャー大物レジェンドの“大谷未来予想図”が実況アナウンサーを笑わせた。

　第1打席で大谷がヒットで出塁すると、「FOXスポーツ」の実況席はこの日、試合前にライブBPを行い、投手復帰にまた一歩前進した二刀流の今後が話題になった。通算213勝＆154セーブを挙げている殿堂入り投手、解説のジョン・スモルツ氏は「オオタニがマウンドに戻ることについて、みんな話している」と切り出した。

　球宴後にも復帰登板が噂される大谷。今後は野手とのバランスが注目されるが、スモルツ氏は「彼がマウンドに戻る3週間前くらいからより積極的に盗塁するんじゃないかと思っているよ」と述べた。59盗塁した昨季より今季は控えめのペースだが、投手復帰目前に量産するという。

　大胆予想に実況のジョー・デービス氏は笑ったが、スモルツ氏は「だが、彼が何も変えなかったとしても驚きはない。塁上での武器、打席での武器はすぐにマウンド上での武器にもなるんだ」と述べていた。