盟友・菅沼菜々が明かす秘話

　女子ゴルフの国内女子ツアー・Sky RKBレディスクラシックは18日、福岡雷山GC（6489ヤード、パー72）で最終日が行われ、神谷そら（郵船ロジスティクス）が今季初優勝を果たした。残り4ホールから3連続バーディー、最後はイーグルチャンスをものにする怒涛の追い上げでの劇的な逆転劇に沸いた中、菅沼菜々（あいおいニッセイ同和損保）が秘話を明かした。

　小祝さくら、金澤志奈らとの激しい優勝争いを制し、2023年9月以来のツアー通算3勝目を飾った神谷。優勝が決まった直後、グリーン脇でプロ仲間や関係者とハグ。涙を流し、歓喜に浸った。復活Vを人一倍喜んだのが、2週前のパナソニックオープンレディースで約1年7か月ぶりとなるツアー通算3勝目をマークした菅沼だ。インスタグラムを更新し「18番のイーグルは鳥肌だったよ」とつづった。

　さらに投稿では裏話も告白。「そらちゃんと仲良くなったきっかけはプロアマの朝、スタート時間が近いことが多くて朝食を毎週のように一緒に食べてたら、仲良くなりました でもななが調子悪くなって、プロアマにも呼ばれなくなってシードも落として試合にも出られなくなって、一緒に朝ごはん食べれなくなっちゃっていました、、」。お互いに苦しい時期を経験。励ましあいながら困難を乗り越えた。パナソニックオープンレディース優勝時には「私が復活優勝して、1番に待っててくれてて、また一緒に朝ごはん食べれますねって言われて本当に大号泣でした笑」と、当時交わした言葉も明かしている。

　奇跡的な逆転劇で復活Vとなった神谷。菅沼は「そらちゃん！優勝したからまた来週から全プロアマだよ！　毎週朝会えるね朝ごはん食べれるね　4個下っぽくなくて、同い年みたいにかわいい後輩　本当に自分の事のようにそらちゃんの優勝がうれしいです　本当におめでとう！！」と、改めて祝福した。