大リーグ初出場をインスタで祝福

　米大リーグのドジャースは3日（日本時間4日）、今季新加入した韓国人のキム・ヘソン内野手を初めて大リーグ昇格させた。これを真っ先に歓迎したのが大谷翔平投手。同日のブレーブス戦で9回にキム・ヘソンが大リーグ初出場したのに合わせ、試合後には自身のインスタグラムへ歓迎の投稿。この気遣いに「こんなの信じられない」「オオタニ選手に感謝しかないよ～」と、韓国のファンが沸いている。

　こみ上げる笑いを、どうしても抑えきれなかった。キム・ヘソンはメジャー昇格した3日（同4日）のブレーブス戦の9回から二塁を守り、大リーグ初出場を果たした。ポジションにつくとキャップのつばを触り、周りの野手にあいさつ。何ともうれしそうな表情を見せた。

　大谷は自身のインスタグラムでストーリー機能を使い、このキム・ヘソンの笑顔に「Welcome to The Show Hyeseong Kim（ショーへようこそ。キム・ヘソン）」とメッセージが添えられたMLB公式の投稿を拡散。勝利後のハイタッチで、キム・ヘソンのお尻をポーンと叩いている場面も添えた。さらに拍手の絵文字を使って歓迎の意を示した。

　この投稿には、X上で韓国のファンが反応。「こんなの信じられない。オオタニ選手が…」「オオタニ選手はなんでこんなにヘソンを好きなのか。これからヘソンをけなす奴は大谷をけなしていると受け取ります」「同じチームになるだけじゃなくて、こんなに歓迎してくれるなんて…」「オオタニ選手に感謝しかないよ～」と、大谷の行動に感謝するコメントが並んだ。

　大谷はキム・ヘソンと代理人事務所が「CAA」で同じこともあり、昨冬にドジャース入りが決まる前にも面会。入団が決まった際にもインスタグラムを通じて、韓国語で歓迎メッセージを送った。キャンプ直前には一緒にトレーニングする中で「モシッソ（カッコいい）！」と韓国語で話しかける場面が、球団SNSで公開されている。アジアからやってきた後輩の動向を、日々気にかけているようだ。