5番・佐藤輝明、6番・万波中正の若き侍打線 井端監督が称えたのはカウント3ボールからの強振
アジアプロ野球チャンピオンシップ第2日が17日、東京Dで行われ、日本代表「侍ジャパン」が韓国を2-1で勝利。開幕2連勝で単独首位に立ち、決勝進出が決定した。6番に座る万波中正外野手(日本ハム)がバックスクリーンへ豪快なソロ本塁打。井端弘和監督は「これだけ調子がよく、より長打が打てるようになってきた時にはクリーンアップに入ってくる」と期待した。
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カーネクスト アジアプロ野球チャンピオンシップ 2023
アジアプロ野球チャンピオンシップ第2日が17日、東京Dで行われ、日本代表「侍ジャパン」が韓国を2-1で勝利。開幕2連勝で単独首位に立ち、決勝進出が決定した。6番に座る万波中正外野手(日本ハム)がバックスクリーンへ豪快なソロ本塁打。井端弘和監督は「これだけ調子がよく、より長打が打てるようになってきた時にはクリーンアップに入ってくる」と期待した。
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1点リードの4回。先頭打者の万波が、外寄り146キロ直球を強振した。ボールは軽々スタンドイン。東京ドームが騒然となった一発は、打球速度173キロ、飛距離129メートルとパワフルな中越えソロだった。
会見で井端監督は「ああいう打球も不思議じゃない。芯に当たれば、センター、ライトどこでも入る打者」と評価。6番という打順については「代表が初めてというところと、佐藤輝明選手が3年連続20本以上打っているところで5、6の並びにした」と説明。万波については「これだけ調子がよく、より長打が打てるようになってきたときにはクリーンアップに入ってくる。来シーズン以降、いい打順で打てるようになってきてほしい」と更なる成長を願った。
万波は6回2死走者なしの打席で、カウント3ボールからの4球目をフルスイング。空振りとなったが、積極的な姿勢を見せた。井端監督も「本塁打を打った後の3ボール、2死だったので狙い球を絞りやすいケース。あのスイングをしたのは素晴らしいと思う」と頷き、「あれを一振りで仕留められれば、もっともっとホームランが増えてくると思う」と分析した。
(THE ANSWER編集部・宮内 宏哉 / Hiroya Miyauchi)
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