WBA＆WBC世界ライトフライ級タイトルマッチ

　ボクシングのWBA＆WBC世界ライトフライ級（48.9キロ以下）2団体統一王者・寺地拳四朗（BMB）が18日、東京・有明アリーナでWBA4位＆WBC1位ヘッキー・ブドラー（南アフリカ）に9回TKO勝ち。WBAは2度目、WBCは3度目の防衛を達成した。試合後には敗れたブドラーが寺地と健闘を労い、王者の手を取って4方向に向かって挨拶して称えた。スポーツマンシップ溢れる行動に「良いやつすぎて泣ける」などの声が上がった。

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　寺地は動く相手にジャブを連打。捨て身で手数を出すブドラーに対し、ガードを固めながら攻勢を強めた。ボディーやフックで多彩なコンビネーションを見せたが、ブドラーはなかなか倒れない。ようやく9回に右でぐらつかせると猛ラッシュ。相手がロープにもたれたところでレフェリーが試合を止めたが、ブドラーの強さもまた光った一戦だった。試合後、ブドラーは笑顔で寺地と抱擁し、健闘を称えた。さらに王者の手を取って4方向に向かって挨拶。王者への敬意を示した。

　この熱すぎる行動に、ネット上のファンからも「スポーツマンシップに泣いてる」「拳四朗を讃えるようなあの行動！　最高ですね！」「とても気持ちいいボクサー」「ブドラーめっちゃ紳士だ」「GoodLoser」「ブドラーさんがいい人過ぎる、楽しかったんやろなぁ」「試合後のブドラー素敵やん」「清々しい」「良いやつすぎて泣ける」「リスペクトの仕方知ってるな」「タトゥーの派手さとは真逆で紳士だなw」などの声が寄せられた。