国内ツアー、アース・モンダミンカップが開幕

　女子ゴルフの国内ツアー、アース・モンダミンカップが22日に千葉・カメリアヒルズCC（6650ヤード、パー72）で開幕した。新人ながら4月のフジサンケイレディスで初優勝している神谷そら（郵船ロジスティクス）は5バーディー、ボギーなしの67で回り、ホールアウト時点で5アンダーの暫定2位発進となった。賞金総額3億円の今大会。今シーズン開幕前には、ちょっとした勘違いをしていたことを明かしている。

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　神谷は3番パー4で5メートルのパットを沈めてこの日最初のバーディー。その後もスコアを伸ばし、上位で初日を終えた。ティーショットはほとんどフェアウェイに乗らなかったそうで「セカンドショットが良かったのがスコアに繋がった。（スコアは）びっくりです」と振り返った。

　今大会の賞金総額は前年と同様、ツアー史上最高の3億円。優勝賞金は5400万円となっている。神谷は「賞金とかはあんまり考えたことはない」としながらも、今季の開幕前にある勘違いをしていたことを明かしている。

「4大メジャーってあるじゃないですか。この試合もメジャーと思っていて『あれ？　5つあるじゃん』と思っていた」。成田美寿々が優勝した2018年大会が印象に残っているそうで「4日間でコースセッティングも厳しいですし、ずっとテレビで見ていた大会に出れてうれしい」と喜んだ。

　昨年のプロテストでトップ通過している逸材。今季の新人で優勝一番乗りを果たしている。ホールアウト時点で暫定首位の川岸史果に1打差。「明日は風が強い予報になっているので、今日より苦しいゴルフになると思う。もう少しティーショットを自分の感覚に持って行きたい」と改善点を挙げた。