全仏オープン混合ダブルス決勝

　テニスの4大大会・全仏オープンは8日、混合ダブルス決勝で加藤未唯（ザイマックス）ティム・プッツ（ドイツ）組がビアンカ・アンドリースク（カナダ）マイケル・ヴィーナス（ニュージーランド）組と対戦。4-6、6-4の1-1で10ポイント先取のタイブレーク決戦に突入し、最後は10-6で勝利して4大大会初制覇を飾った。4日の女子ダブルス3回戦での失格劇を乗り越えての栄冠。試合後加藤は自身のインスタグラムでパートナーと歓喜のガッツポーズをする様子を公開した。

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　晴れやかな表情だった。優勝セレモニーを終えた加藤とプッツ。大きな花束を持った加藤は、優勝カップを手にしたプッツとともに、階段を降りながら右手でガッツポーズを見せた。加藤に顔を向けられたプッツもガッツポーズ。2人とも白い歯を見せて笑顔。加藤の顔には4日前に見せたような涙はなかった。

　加藤は自身のインスタグラムに動画を公開。他にもプッツと一緒に優勝カップにキスする写真やプッツと抱擁するショットも掲載し、同行していたコーチ陣が日の丸とインドネシア国旗をスタンドで掲げる1枚も公開している。

　コメント欄には日本人ファンからも「胸がスッとした」「精神的に辛い中からの優勝　感動しました」「感動で泣けました」「ご本人を含め、日本、世界の皆さんが喜び、スカッとしたことでしょう」といった声が寄せられている。