[THE ANSWER] スポーツ文化・育成&総合ニュースサイト

ドネア、井上尚弥は「私が戦った最高の選手」 フルトンに警鐘「自信与えてはだめだ」

ボクシングの前世界バンタム級4団体統一王者・井上尚弥(大橋)は1月にスーパーバンタム級への転向を表明。米メディアでは、WBC&WBO世界同級統一王者スティーブン・フルトン(米国)との対戦の可能性が報じられている。井上と2度対戦している元世界5階級制覇王者ノニト・ドネア(フィリピン)は、米メディアのインタビューで井上について言及。「彼は間違いなく私が戦った中で最高の選手の1人だ」などと評している。

元世界5階級制覇王者ノニト・ドネア【写真:Getty Images】
元世界5階級制覇王者ノニト・ドネア【写真:Getty Images】

米メディアのインタビューで2人に言及

 ボクシングの前世界バンタム級4団体統一王者・井上尚弥(大橋)は1月にスーパーバンタム級への転向を表明。米メディアでは、WBC&WBO世界同級統一王者スティーブン・フルトン(米国)との対戦の可能性が報じられている。井上と2度対戦している元世界5階級制覇王者ノニト・ドネア(フィリピン)は、米メディアのインタビューで井上について言及。「彼は間違いなく私が戦った中で最高の選手の1人だ」などと評している。


【注目】CW-Xを川澄奈穂美選手がお試し 運動パフォーマンスを支える「股関節サポート機能」って?(W-ANS ACADEMYへ)

 ドネアは2019年のワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)バンタム級決勝で井上に判定負け。昨年6月の再戦では2回TKO負けした。米メディア「YSMスポーツメディア」のYouTubeに出演し、井上―フルトン戦が実現した場合の勝敗予想について聞かれると「どちらがより大きな、賢いゲームプランを持っているかにかかっている」とキーポイントを挙げ、両者についてこう語った。

「イノウエはこれまでやってきた通りのことをやってくるだろう。しかしフルトンは(イノウエより)大きく、自分のスタイルを継続できるタイプの男だ」

 フルトンについては「防衛するチャンスが大いにあると思う」としながら「しかし、イノウエに勢いを与えてはいけない。勢いがつくと彼はパワーを駆使してファイトを優位に進められる。支配的なのが彼のスタイル。彼に自信を与えてはいけない」と、井上のファイトスタイルを警戒すべきだと語った。

 井上のパワーを身をもって経験しているドネア。「彼のパワーをどう評価する?」と問われると「彼はスピードとパワーがある。そして彼はタイミングがいい。それが彼を強くしている。どこにパンチを打てばいいか分かっている。彼は間違いなく強打を放つことができる。でも、彼よりも強く打つことができる選手はいる。たくさんいるよ。しかし、彼は間違いなく私が戦った中で最高の選手の1人だ」と最大限の賛辞を送った。

 米メディアでは、井上―フルトン戦が実現するのは日本会場であると推測されている。日本でフルトンが判定勝ちを収めるのは可能かと尋ねられたドネアは「できるが、そのためには圧倒しないといけない。接戦だったら、もう1人のほうに与えるだろう。接戦ではいけない。圧倒しないと」と語っていた。

(THE ANSWER編集部)




W-ANS ACADEMY
ポカリスエット ゼリー|ポカリスエット公式サイト|大塚製薬
DAZN
スマートコーチは、専門コーチとネットでつながり、動画の送りあいで上達を目指す新しい形のオンラインレッスンプラットフォーム
THE ANSWER的「国際女性ウィーク」
UNIVAS
N-FADP
#青春のアザーカット
One Rugby関連記事へ
THE ANSWER 取材記者・WEBアシスタント募集